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雅紀side
「ただいまぁ。……あれ、潤ちゃん何してんの? 」
へとへとになりながら家に帰ると、潤と翔がリビングの机でノートを広げていた。
あれ? と思いながら台所を見ると、智にぃがご飯を作っている。
「……潤、XとY逆。それだとおかしいでしょ」
「……え、どこ。……んぅ? 」
潤のノートを指差しながら、翔が真剣な顔で勉強を教えている。
が、潤は頭にはてなを浮かべていて。
何だか俺に似てんなぁ、なんて思ったり。
「……言っとくけど。潤君は同い年の翔に聞いてますからね? 雅紀にぃみたいに2つも下の私に聞いたりしてま「わーわー!! それはしー!! 」
俺の心を読んだのか、和がぼそと声を漏らす。
双子に聞こえないように叫ぶも、地獄耳の双子には聞こえてしまったらしく。
「雅紀にぃ……それほんと? 」
やめて、翔。
そんな哀れみの目で見ないで……(泣)
「……ふふ、雅紀にぃ。同じ? 」
こてん、と首をかしげる潤。
そこら辺の女子より可愛いわ。
……ほんとにあの雑誌と同じ人?
「一緒だねー? 」
「だから違いますって」
和が何か言うけど気にしないフリ。
ふん、とそっぽ向いてると潤がとてとてと俺の方へ。
「……一緒なら、雅紀にぃやって良いよ? 」
「潤。お座り」
しれっ、と俺に押し付けようとする潤。
そんな潤に翔からの命令が。
……翔、犬じゃないんだから(笑)
「……勉強嫌い」
「テスト、赤点とったら補習。撮影と同じ日にね」
「頑張る」
翔が最終手段を使うと、すとんと席に戻る潤。
そんなに撮影したいの……? と思いつつ俺は智にぃのもとへ。
「智にぃ、手伝おうか? 」
「ほんと? ありがと」
何やら慣れない料理に悪戦苦闘していたらしい智にぃ。
2人で協力して、10分後には料理が出来た。
「料理出来たよ、3人とも」
智にぃがそう呼び掛ければ、たたたっと席に座る3人。
皆で手を合わせて、ご飯を食べ始めた。
必然的に、話はテストのことに。
「和はいつも通りでしょ? 」
「そうですね。まぁ、85はいくと思いますけど」
「翔は? 」
「んー、90はいくかな」
兄達の方は、高い点をあげているが末っ子は……。
「潤は? 」
「……50……? 」
首をかしげながら呟く潤。
あー、俺もそのくらいの点数だったなぁ。
「……あんたは30とかでしょう」
「和、しー!! 」
あっさり暴露された俺の点数。
その低さに双子が笑って。
それにつられて俺等も笑って。
こんな幸せそうなの見れたら、点数を暴露されるのも良いかなぁって。
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0915ARS - これすごい面白い！そろそろ恋とか入れて欲しい！後ファンクラブの詳しい下り入れるとか… (2019年10月16日 20時) (
レス) id: a982556a6b (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - あいさん» 本当ですか? そう言っていただけてとても嬉しいです!! またリクエストお待ちしておりますね!! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆楽しく読ませてもらいました(*≧∀≦*) (2019年8月2日 17時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
小,加 - はい！ 全然大丈夫です！ 楽しみに待ってます (2019年8月1日 8時) (レス) id: c2b14c6c1f (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - 小，加さん» リクエストが、前のリクエストと被ってしまうのでいくつか間を空けてから書かせていただいてもよろしいでしょうか? (2019年7月30日 22時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐_翔潤_ | 作成日時：2019年7月12日 7時
