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潤side
「……ただいま」
「お帰り。あれ、和と翔は? 」
玄関のドアを開けると、智にぃが濡れた手を拭きながら出てくる。
「何か、和にぃは先生に呼ばれてて翔は部活の助っ人」
「ふぅん、あれ何その紙」
智にぃは興味なさげに頷いた後、俺が持ってる紙と名刺に目をつける。
「……帰りに、モデルなりませんかって」
「マジ? スカウト? 」
いつも眠そうな目を見開いて、驚いた顔の智にぃ。
何だか面白くてふは、と声が漏れた。
「……で、どこの会社? 」
「○○事務所、の影山さん」
「○○事務所って、すごいところでしょ。潤すごいねぇ」
なんて笑いながら俺の頭を撫でる智にぃ。
何だか恥ずかしい。
「……んで、親の許可いるらしいから。土曜日に持ってく」
智にぃ、お願い。
と紙を渡す。
「はいよ。誰かついてくの? 」
サインをしながら智にぃが聞く。
そういや智にぃ土曜日居ないんだっけ。
「……できれば、ね」
無理だったら良いけど。とぼそ、と呟く。
「んー、雅紀も土曜日仕事だからねぇ。和と翔に聞いてみようか」
「ん」
なんて話していると玄関ががちゃりと開いた。
「ただいま」
「智にぃ、潤。ただいま」
「「お帰り」」
部屋に入ってきた2人は机の上に置かれた紙を見つけた。
「何ですかこれ? ……ふんふん、モデル……。モデル!? 」
「え、モデル!? 誰が? 」
和が驚いたように大きな口を開ける。
それを聞いた翔も驚いた声を出した。
「……智にぃ……は絶対ないですし。潤君でしょうね」
「おいニノ」
「本当のことでしょう? 」
ニノが笑いながら智にぃをからかう。
翔の大きな目が俺を見ていた。
「潤モデル? 凄いな」
「いや分かんないでしょ。オーディションとかあるかもだし、まず売れるかどうかじゃん」
「いや潤君なら売れますよ」
何その自信、と笑みを溢す。
と、智にぃが口を開いた。
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0915ARS - これすごい面白い！そろそろ恋とか入れて欲しい！後ファンクラブの詳しい下り入れるとか… (2019年10月16日 20時) (
レス) id: a982556a6b (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - あいさん» 本当ですか? そう言っていただけてとても嬉しいです!! またリクエストお待ちしておりますね!! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆楽しく読ませてもらいました(*≧∀≦*) (2019年8月2日 17時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
小,加 - はい！ 全然大丈夫です！ 楽しみに待ってます (2019年8月1日 8時) (レス) id: c2b14c6c1f (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - 小，加さん» リクエストが、前のリクエストと被ってしまうのでいくつか間を空けてから書かせていただいてもよろしいでしょうか? (2019年7月30日 22時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐_翔潤_ | 作成日時：2019年7月12日 7時
