その少女、「初めまして」 ページ5
貴女side
セ「そういえば、坊っちゃん。」
シ「何だ」
セ「本日はエリザベス様がいらっしゃる予定だったのでは?」
シ「予定は何時だ?」
セ「約二時間後でs「シーエールー!」…"いつも通り"お早いお着きで。」
シ「リ、リジー…!」
何だかこの絵面、さっきも見なかっただろうか?
セ「皆様お揃いですし、少し早めのアフタヌーンティーに致しましょう。」
シ「…デザートは?」
セ「ミニケーキのバイキングでございます。人数が多いので、ちょっとした立食パーティーのようにしようかと。もちろん、チョコレートシフォンケーキもありますよ˙ᵕ˙」
シ「…よし。じゃあ、部屋を移るぞ。」
全「はーい!」
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ガヤガヤ…
リ「シエル、あの方は?」
シ「Aだ。"仕事"でちょっとな。家に滞在するんだ。」
リ「そうなんだ!あの人、すっごく綺麗…。ちょっと挨拶に行ってくるね!」
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貴《何だか今日は色んなことがあるなぁ。初めて会う人ばかりだ。》
リ「Aちゃん?」
貴「?ああ。」
リ「貴女のドレス、すっごく着こなすのが難しいのよ!それを貴女、こんなに素敵に着こなすなんて…。これはニナさんに報告だわ…ブツブツ…」
ニ「お呼びですか?」
リ「ニナさん!どうしてここに?」
ニ「伯爵の新しく仕立てたコート、届けに来たんですのよ。…それより、貴女。リジーじゃないわ、貴女よ!お名前は?」
貴「あ、A…」
ニ「いい…いいわ!A、ぜひウチの専属モデルになって頂戴!」
貴「え…ぁ…え?」
シ・セ《あぁ、目を付けられた…!!!!》
ニ「そうと決まれば、早速、新しく仕立てましょう!」
______製作中______
ニ「出来ました!後日、採寸に伺わせて頂きますわね!」
セ「当主は許可しておりません。」スパッ
ニ「あら、でしたら直接お店にいらしてもらう他手段がありませんわね。」スパッ
笑顔で睨み合う2人の間には、本当に火花が散ってるみたいですっげぇ怖い。
シ「…いいだろう。」
セ「坊っちゃん。」
シ「ここの主は僕だ。そしてお前は僕の執事。客を入れるか否かは、僕が決める。もちろん、ニナもな。」
セ「…かしこまりました。」
シ「さぁ、今日はもうお開きだ!ニナ、今回は店の方に行こうかと思う。」
ニ「承知しましたわ、伯爵。ではまた♡」
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、 - アニメキャラが出てくる二次創作ならオリジナルフラグ外して下さい (2018年2月26日 18時) (レス) id: a542eca388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:漆黒の狩人 | 作成日時:2018年2月26日 14時