【オリジナル小説】フクシュウの時間

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ここは、大人だけが生き活きと暮らせる理不尽なセカイ。そして、学力だけが必要なセカイ。

誰もがこのルールは正しくないって分かっていた。だけど、誰一人として声を上げなかった。

「いつかあなたたちが笑顔で暮らせるようになるから、勉学に励みなさい」大人はそれしか言わない。

そんなの違う、絶対に違う。私たちには年齢や性別を通り越して生きる権利がある。そのとき、わたしは新たなセカイを見つけた。

たまたま見つけたとある木。その木の根元は不自然だった。

気になって掘ってみると、地下へ続く階段、そしてトンネルらしきものがあった。

階段を降りトンネルを抜けると、そこには新しいセカイがあった。

誰もいなくて、何もかもある、私たちだけのセカイ。

私たちは顔を見合わせた。ここなら、大人たちと戦うことができる。

これは、学力重視の大人たちが指揮をとるセカイとそれに刃向かう4人の子供たちの話。

「さあ、戦争だ！」

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和泉です。

勘のいいガキは嫌いです。(と見せかけてロリコンです)

後悔はさせないので是非、執筆状態：完結