213_俺とアイツ(虹村side) ページ21
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" 小林A "に対する印象。
それは、お世辞にも良いと言えるものではない。
賞賛するほどの美人でも無ければ、
性格だってめちゃくちゃ優しい訳でもない。
むしろ気分屋で、ハイパーめんどくせー女。
(女友達少なそう)
タツヤは何故だかそのめんどくさ女に惚れたらしいが、
俺には心底わからない。
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その決定打となったのが、あの日。
映画館で、幼なじみから貰ったマスコットを失くした(2回目)と騒がれた日だ。
『その、俊ってやつ？後で電話で謝れば許してくれるだろ。』
普通なら、
「どうでも良いから後にしろ」
と言うものを優しく宥めてやったのにあの女は…
『…シュウにはわからないよ』
『は？』
『謝ればいいとか…そういう問題じゃないの。』
『…いや知らねーよ、俺はお前じゃねーんだから。』
出た出ためんどくせぇ奴…
八つ当たり。
よくいる、こういう自己中心的な女。
『……うっ』
……と思ったら今度は泣かれるし。
案外すぐ泣くな、コイツ。
『げ…！泣くなって！悪かったよ！』
タツヤって、実は女の趣味悪いんじゃ…？
……悪いな。
俺だったらこんなめんどくせー女、端から御免だ。
まあ、だけど
『ﾊｧ…お前ってすぐ泣く』
『うるさい…』
ウザすぎて、逆に目が離せなくなるのはわかる。
『……悪かったから。』
知らずのうちか、俺は俯くその頭に手を置いていた。
その瞬間、
『…！』
自身の中で何かが大きく揺さぶられた。
マジか、俺……。
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あの雨の日、
『何だよ、こんな暗いのに…雨降ってるし…』
『……』
『って、お前傘は＿＿＿＿＿＿＿！』
俺の中では、１つの気持ちしかなかった。
そして、
『シュウ…』
『好き。』
同じ気持ちを抱いていた事を
初めて知った。
どうやら俺達は、似た者同士らしい。
『して、キス。』
いいよな、美麗。
『シュウ…』
『…何？』
『…好き…だよ』
『……』
コイツを好きになって、良いんだよな…
『す、するの…？』
『お前は、したい？』
本当の恋人になって、良いんだよな…？
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こんな返答のない問いかけが、
ズルズルと、
身体の関係だけを続かせた。
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みかん(プロフ) - ぴこさん» やった〜！！楽しみです！ (2022年8月25日 8時) (
レス) id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこ(プロフ) - みかんさん» みかんさん、最後までご愛読ありがとうございました！泣 予想を裏切る展開になったかもしれませんが、楽しんで読んでいただけたのなら幸いです！その後の話は勿論書きますよ〜(〃▽〃)あと少しですが、引き続きよろしくお願いいたします！ (2022年8月24日 21時) (レス) id: 232f2d02b7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 完結したー！！伊月くん！！おめでとう！最初の頃は、宮地さんとくっついて終わりかーと思ってましたが伊月君だった！！すっごく面白い話でした！二人の後の話みたいでs( (2022年8月24日 19時) (レス) @page50 id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこ(プロフ) - みかんさん» 大好きだなんて、嬉しい限りです( ；∀；)誰なんですかね〜〜笑笑 予想楽しんでください！笑 (2022年8月17日 16時) (レス) @page38 id: 232f2d02b7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ぴこさん» ありがとうございます！この作品大好きです！え？誰だろう！楽しいです！ (2022年8月15日 22時) (レス) id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴこ | 作成日時：2018年7月18日 2時
