195_男女のイザコザ(宮地side) ページ3
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大学の冬休みが終わった。
正月気分そこそこに、
授業もバイトも、通常運転に戻りつつある。
「えっ」
１個除けば、完璧な通常運転だった。
「Aちゃん止めちゃったよー？聞いてないの？」
「…ま、まぁ…はい」
色々あって、あいつと一緒に面接まで受けに行った居酒屋バイト。(←覚えてるか…？)
シフトが被ってた場合の気まずさを十分考慮して、
覚悟を決めて新年最初のシフトに入れば、聞かされたのはコレだった。
「マジか…」
辞めさせちまったのは、確実に俺だ…。
残念とかそういう感情より、
あいつに申し訳ないと思う気持ちが勝ってしまう。
「あー…俺も、３月一杯で辞めます。」
「んえぇ！？…って、そっか(笑)宮地君４年生になるもんね。」
どちらかが連絡を取らない限り、
顔合わせも儘ならない状態になってしまった。
いや、連絡取ろうにもあいつスマホぶっ壊してっから無理か…。
「ﾊｧ…」
こりゃ完全に、フラれたな……。
『返事、待ってるから。』
『……はいっ』
待ってねーで忘れて、他を探せ…ってか？
出来るかよ……
「すいませーん！」
「……っ、はい！」
って、あっぶねー…
上の空になる所だった。
「注文良いですかー？」
「はい」
仕事中は、あいつの事考えない方が良さそうだ。
「ハイボール２つと、手羽先と…」
普段通りテキパキと、客の注文内容をハンディターミナルに打ち込む。
「ご注文は以上で「ちょっ、やめてよ！」
ん？
何だ？
「いいじゃんちょっとぐらいさ〜」
「離して…！」
これは、男女のイザコザか？
おいおい…
「お酒飲めないって…！」
「ちょっとぐらい平気だよ〜(笑)」
「……え、」
何で、コイツ？
「一緒に話そうよ雪ちゃ〜ん」
「嫌だ…！」
当たり前だけど、客も店員も見てみぬふりだ。
こういう日に限って若い奴しかいねーんだよな…
「あの、他のお客様にご迷惑…」
「アァン？」
お、
「ﾋﾞｸｯ!(背ェデカ！！)」
「えっ…？」
これは特に何もしなくても、撒けそうだ。
「…新しい彼氏？」
「違う…！」
「だよな」
この女曰く俺は、
" 特に何の接点も無い人 " らしいが、
カキフライ定食、なかなかの味だったしな…
ちょっとばかし助けてやるか。
196_猫舌(宮地side)→←194_あの日、あの場所で…
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みかん(プロフ) - ぴこさん» やった〜！！楽しみです！ (2022年8月25日 8時) (
レス) id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこ(プロフ) - みかんさん» みかんさん、最後までご愛読ありがとうございました！泣 予想を裏切る展開になったかもしれませんが、楽しんで読んでいただけたのなら幸いです！その後の話は勿論書きますよ〜(〃▽〃)あと少しですが、引き続きよろしくお願いいたします！ (2022年8月24日 21時) (レス) id: 232f2d02b7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 完結したー！！伊月くん！！おめでとう！最初の頃は、宮地さんとくっついて終わりかーと思ってましたが伊月君だった！！すっごく面白い話でした！二人の後の話みたいでs( (2022年8月24日 19時) (レス) @page50 id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこ(プロフ) - みかんさん» 大好きだなんて、嬉しい限りです( ；∀；)誰なんですかね〜〜笑笑 予想楽しんでください！笑 (2022年8月17日 16時) (レス) @page38 id: 232f2d02b7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ぴこさん» ありがとうございます！この作品大好きです！え？誰だろう！楽しいです！ (2022年8月15日 22時) (レス) id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴこ | 作成日時：2018年7月18日 2時
