不思議な少年 ページ1
ことの発端はスーパーに買い出しをしていた帰りの出来事である
近頃引ったくりやら通り魔で物騒だから出歩く際は気をつけるように、と伊達に注意喚起され
外出時と帰宅時は必ず連絡するように、と松田と萩原に言われ心配してくれることはありがたいが、二人のしつこさに少しウザいなと感じているAは掲示板に貼ってある夜道注意のポスターを眺めため息をつく
『(子供じゃあるまいし、どこへ行くかまで聞かなくてもいいのに…)』
目線をポスターから外すと工藤邸の塀を登ろうとしていた少年を見つけた
Aは『そんなことをしたら怪我するよ』と注意をする
少年はクワッとAの方を見て、パァッと表情を明るくし、「Aさん！！！」と呼んび駆け寄る
少年は「オレは工藤新一だ！」と叫び、ここまで至った経緯を必死に訴えた
新「黒ずくめの奴らに俺に変な薬を飲まされたんだ！！！」
────ドクン
『………黒ずくめ？』
鬼気迫る勢いでまくし立てる少年にAは嫌な汗が流れる
‘黒ずくめ’というワードに心当たりがあり、何故か明美の存在が色濃く頭を埋め尽くす
少年の興奮も止まないうちに阿笠邸から大きな爆発音が響き渡り、阿笠博士が爆風とともに放り出され、これ幸いにと新一と名乗る少年は博士にも同じ説明をした
阿「本当に新一なのか！？」
博士も半信半疑だったが、長年の新一の癖と小学生では想像つかない明晰力で少年が新一であると信じざる負えなかった
外で話すのも埒が明かないので、工藤邸に入り新一はぶかぶかになった服を着替えるが、自身が小学生の頃の服がピッタリだと不貞腐れる姿に昔の新一を見ているようだと思い口元が緩む
阿「未完成だった薬の不思議な副作用で身体が小さくなったとはな…」
新一は博士に身体を元に戻す薬を作ってくれ、と頼むが薬の成分もわからなければ難しいと一蹴される
それよりも‘工藤新一’が生きていると奴らにバレたら新一だけでなく周りの人間にも危害が及ぶ、と博士は焦り
阿「いいか？身体が小さくなったのは君とワシとAくんの三人の秘密じゃ！他言してはならないぞ！？」
もちろん蘭くんにもだ！と博士は新一の肩を掴み強く念を押しAにも他言しないように、と言う
その気迫に新一も渋々ながら仕方ないと肩を落とした
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サンスー(プロフ) - bloomさん» こんにちは、コメントありがとうございます！こちらこそ呼んでいただいて大変嬉しいです(*^^*) (6月22日 22時) (
レス) id: b851a5fde3 (このIDを非表示/違反報告)
bloom(プロフ) - こんにちは。たくさんお話更新嬉しいです。これからどうなるのかとても楽しみにしています。思わず吹き出してしまうような場面があったり、心情があったり、とてもワクワクしながら読ませて頂きました。 (6月22日 15時) (レス) id: 11ae776bcd (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!更新遅くて本当に申し訳ないです(;_;) (6月20日 19時) (レス) id: b851a5fde3 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (6月6日 22時) (レス) @page41 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - ユナ＠前垢消えたさん» コメントありがとうございます！なんと嬉しいお言葉…(T_T)更新遅くて申し訳ないですが頑張ります！ (5月20日 10時) (レス) id: b851a5fde3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンスー | 作成日時：2022年12月4日 19時
