神様は甘くない ページ2
『(この光景、どこかで見たことある…
それに新一くんが薬の力で小さくなるのを知っていたような……)』
思い出したいが何を思い出せばいいかわからなくなってしまい漠然とした無力感に襲われる
ついに【名探偵コナン】という物語を思い出せなくなってしまったAは
ただ新一と博士のやり取りをただただ眺めるだけだった………
すると、
蘭「新一？いるのー？」
廊下から蘭の声が響いて新一と博士はマズイ！と顔を合わせてアタフタと慌て始め、急いで新一は机の下に身を潜める
蘭「ちょっと！帰ってるなら電話くらい出なさい………あれ、Aさんと阿笠博士？」
『……ら、蘭ちゃん』
蘭はしかめっ面をしながら書斎に入ってくるが、目的の新一はおらずAと博士を見てキョトンと首を傾げるが、すぐに「新一は？」と新一の居場所を尋ねた
阿「さっきまでおったんじゃが…」
オカシイのぉ、なんて目を泳がせながら言い訳を探す博士
────ガタンッ！
机から物音が聞こえ蘭が誰かいるのか、と机の裏に周り小さくなった新一を見つけてしまった
Aと博士はあちゃ〜と頭を抱えるが、蘭は「かわいい！！！」と新一を抱きしめ
新一はAたちの心配を余所に鼻を伸ばしている
蘭「この子だーれ？」
満面の笑みで興味を示す蘭にまさか‘幼馴染の工藤新一’だよなんてことは口が裂けても言えないAと博士は目を泳がせてどうにかしてこの場を乗り切ろうと思考を巡らせる
『あ、阿笠博士の親戚の子だよ！
ね、博士…？』
阿「あ、あぁ！そうじゃワシの親戚の子じゃよ！」
蘭は小さくなった少年もとい新一に「名前は？」と聞くが
新一は「えー…っと」と後退りをしながら必死に名前を考える
新「コナン！」
ドンっと本棚にぶつかり新一は後ろ目で本の背表紙を見て‘コナン’と叫ぶ
コ「ボ、ボクの名前は‘江戸川コナン’だ！」
新一は‘コナン・ドイル’と‘江戸川乱歩’から名前を取って自身を‘江戸川コナン’と名乗った
『流石に江戸川コナンは苦し紛れなんじゃ…(ボソッ)』
阿「いや、案外蘭くんは信じとるぞ(ボソッ)
……そうじゃ！蘭くん！しばらくの間この子を君の家で預かってくれんか？」
博士の突然の提案に蘭はキョトンとして
新一は「冗談じゃねえ！」と博士に食って掛かるがコナン(子供)の力なので呆気なく博士に口を塞ぐ
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サンスー(プロフ) - bloomさん» こんにちは、コメントありがとうございます！こちらこそ呼んでいただいて大変嬉しいです(*^^*) (6月22日 22時) (
レス) id: b851a5fde3 (このIDを非表示/違反報告)
bloom(プロフ) - こんにちは。たくさんお話更新嬉しいです。これからどうなるのかとても楽しみにしています。思わず吹き出してしまうような場面があったり、心情があったり、とてもワクワクしながら読ませて頂きました。 (6月22日 15時) (レス) id: 11ae776bcd (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!更新遅くて本当に申し訳ないです(;_;) (6月20日 19時) (レス) id: b851a5fde3 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (6月6日 22時) (レス) @page41 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - ユナ＠前垢消えたさん» コメントありがとうございます！なんと嬉しいお言葉…(T_T)更新遅くて申し訳ないですが頑張ります！ (5月20日 10時) (レス) id: b851a5fde3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンスー | 作成日時：2022年12月4日 19時
