【銀魂】神威が真撰組から連れ戻したのは神威の妹！？ (ページ44)

今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:132,033 hit

第百十六夜ページ44

総『…本当にお前の兄妹はよく食いやすね』

沖田さんは苦笑いでそう言った

貴『…最後に二人が一緒にご飯を食べているのを見たときなんてずっと前だから、お兄ちゃんと神楽が一緒にお饅頭を食べているのを見てたら、すごく嬉しくなります』

やっと家族に戻れた事を感じ、涙がでそうになった

神『お姉ちゃんとサドも早く来ないと私達二人で食べちゃうアルヨ！』

口いっぱいにお饅頭を詰めた神楽が私に声をかけた

貴『じゃあ私達も仲間に入れてもらおうかな』

そうして私達もお饅頭を手に取り口に頬張る

貴『…美味しい』

総『そりゃよかった』

今にも落ちてしまいそうなほっぺを両手でささえると、沖田さんは優しく微笑みそう言った

その微笑みを見るとドキッと心臓が音を立てた

凄く、凄く優しい笑みだったな…

今さっきその笑顔を見たばっかりなのに、もう見たくなってきてしまう

心臓がドキドキと音を立てている中、その事を隠すようにお饅頭を頬張った

.

.

神『私が三個食べて、神威が四個も食べたアル…』

総『俺とAは一個しか食べれなかったですけどねぃ』

威『早いもの勝ちだヨ^^』

神『最後の一個は私が目で取ってたアル！』

威『手で取らなきゃ意味がないだろ^^』

神『このバ神威！吐き出せこの野郎！！』

そう言って神楽は神威のアホ毛を掴む

威『おい、痛いだろ！離せヨ！』

お兄ちゃんもやり返そうと神楽のほっぺを掴む

総『大丈夫なんですかぃ？これ…』

沖田さんは呆れた顔でお兄ちゃんと神楽を指差す

貴『大丈夫ですよ、いっつもご飯の後はこうでしたから^^』

総『そりゃ怖いですねぃ…あ、いけねぇお茶がきれやした。ちょっと取ってきやすね』

そう言って立ち上がる沖田さんに声をかける

貴『あ、私もお手伝いします！』

総『…いいんですかぃ？…じゃあ頼みやす』

そう言われ、私も立ち上がり沖田さんについていった