【銀魂】神威が真撰組から連れ戻したのは神威の妹！？

第七十六夜 ページ4

貴『あーあ。つまんない』









もっと骨がある奴らだと思ったのに









一分ももたない間に全員死んじゃった









でも、お兄ちゃん褒めてくれるかな？









強くなったって…褒めてくれるかな？









貴『…ゴホッゴホゴホッ…』









宇宙船に帰ろうとすると、息がつまり咳き込む









なにこれ…喉が熱いし…息がうまく吸えない…









そのまま地面に座り込んでしまった









慌ててお兄ちゃんが宇宙船から降りて私の所に来た









威『大丈夫？！ほらゆっくりでいいからこの薬を飲んで？』









お兄ちゃんはそう言うと、薬を指し出す









…何？この薬の量…









だが、そんなことを考えたのも一瞬、息が吸えなくて苦しかった私はその薬を飲んだ









お兄ちゃんから薬を受け取った時に、自分の手に血が付いていることに気がついた









私…あの病気が進行したんだ…









でもなんで…？









ずっと部屋にいたのに…









日を浴びなかったのに…









どこかで大量に日を浴びなければ進行する病気じゃないはず…









息を整えながら頭で考えたが、何故病気が進行したのかが全くわからない…









でも、この病気が進行したってことは…









もう、長くは生きられない









って、何考えてるんだろう









自業自得なのかもね









こんなにも人を殺して、私に生きていいなんて資格はない









死ぬのなんて怖くない









怖くなんてない









だって………









一人は慣れてるから

第七十七夜　沖田side→←第七十五夜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す