【銀魂】神威が真撰組から連れ戻したのは神威の妹！？

第九十五夜 ページ23

貴『はぁ…』









静かに溜息をついたはずだったが、静かな部屋に居るせいか大きく溜息は響いた









神『溜息なんてしてたら、幸せが逃げるアルヨ！』









貴『え！？』









静かだった部屋に明るい声が響く









いきなりその声が響くから、変な声が出た









貴『…もしかして神楽？』









神『正解アル！お見舞いに来たアルヨー^^』









神楽の明るい声とともに、机になにか荷物が置かれる音がした









貴『何か買ってきたの？』









気になって神楽に聞いてみる









神『酢昆布アル！もの凄く美味しいからお姉ちゃんも食べてみるヨロシ！』









そう言って神楽は私の手をとり、その手に酢昆布を持たせた









『ありがとう』と言って、酢昆布を口に運ぶ









貴『…！？…酸っぱい』









神『酢昆布だから当然アル』









貴『神楽、これ凄く美味しいよ！』









初めて食べた酢昆布はとても美味しかった









ひょっとしたら好物になってしまうほど









神『本当アルカ！？やっぱりお姉ちゃんは分かってるアルナ^^』









コンコンコン









そんな会話をしていると、ドアがノックされる音が部屋に響いた









誰だろう？と思いながらも返事をする









貴『どうぞ』









ガラガラガラ









ドアが開く音がした









入ってきたのは…

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