【銀魂】神威が真撰組から連れ戻したのは神威の妹！？ (ページ3)

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第七十五夜ページ3

貴『………ﾌﾌ…ﾊﾊ』

戦える…血が見れる…泣いた顔が見れる…殺せる

そう考えただけで、鳥肌がでるくらい楽しみになった

確か前まではこんなんじゃなかったはずなのにな

まぁ、前のことなんかいいや

今は今

自分が殺したいと望むなら…殺したっていいよね

そう考えながら自分の部屋のドアを開ける

あぁ、今日はどんな顔が見れるだろうか…？

泣いた顔？

怯えた顔？

命乞いをする顔…？

貴『楽しみ…』

廊下を歩いていると放送がかかった

放『例の〇〇惑星につきました』

その放送を聞き宇宙船のドアが開くところまで急いだ

ドアまで来ると、そこで待っていたお兄ちゃんに声をかける

貴『お兄ちゃん、相手側が話かけてきた瞬間に…殺せばいいんだよね？』

威『うん。そうだヨ^^思う存分殺せばいい』

お兄ちゃんの言葉を合図にドアはゆっくりと開いた

外に出て、相手が話しかけてくるのを待つ

……だが外には誰もいない

どういうこと…？

その時だった

相手側『やれー！春雨を捕らえ、春雨を俺達がのっとるんだー!!!』

それをかけ声に一斉に敵は私に向かってきた

貴『お兄ちゃんってば嘘つき。全然信用なんかされてないじゃん。…でも、そっちのほうが、敵も私を殺す気があって楽しいかも…ね！』

私は小さく深呼吸をするといっきに傘を振った

傘を振った勢いで突風がふき、体重が軽い奴らは吹っ飛ぶ

残った奴らは…痛めつけて殺せばいい

貴『なんで今までこんなに殺しが楽しいなんて気づかなかったんだろ…？楽しすぎて病みつきになっちゃう…』

敵『やめて…。殺さないでお願い！』

あれ…もう戦わないの…？

面白くない…

でも、こういう奴らでもいい顔をする時がある

貴『いいよ』

敵『ほ、本当ですか！？』

そう、この嬉しそうな顔から…

貴『一秒間だけはね^^』

こういった瞬間、嬉しそうな顔から絶望した顔になる

その顔がたまらなく好き

敵『や…止めてくれェェエエ工！』

貴『バイバイ』

グシャ……！