【レトルト】女装男子系実況者【男主】 (ページ6)

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「しっかしまあ…今日1日でフォロー凄いねーA」

「通知音が止まらなくて死ぬかと思った」

結局夕飯までアブ宅でごちそうになったAは手に持つ携帯を眺める。
1日でフォロー5万人を突破し、凍結されないかひやひやした。

「これで、動画の説明文にTwitterアカウント載せたらどうなっちゃうんだろうねー？」

「死を覚悟する」

「なんで死」

Aの返答にけらけらといつもの笑い声を上げるアブ。
携帯を投げてはキャッチ、投げてはキャッチと遊んでいたA。
その携帯から通知音が。

「んん？」

見ればそれはLINE通知。
何かのグループに招待されていた。
メンバーを確認すれば今日話したキヨ、レトルト、そしてアブが入っていた。

「なにこれ」

「ああそれ？このグループで実況撮ろう！ってキヨくんが」

「へー」

「その聞いといて微妙な反応やめてよ…アブさん泣いちゃう」

「泣けよ」

「わあ辛辣ー☆」

気の許す相手であるアブだからか、口からどんどんと溢れる暴言。
アブはそれがAなりの愛情表現だとわかっているのでいつもの笑顔で受け止めてくれている。
とりあえずLINEグループに入り、コメントを残す。

『女神サマ大・降・臨☆』

『FOOOOOOOO！！！女神サマアアアアア！！！！』

『アブうるせ黙れ』

『はい』

『ぽこぽこいうから見てみたら』
『女神サマ降臨してた』
『そしてこのアブさんの扱いである』

『女神さん辛辣やね～』

『通常運転っす』
『アブリアルでもうるさい』
『寄るな酔っぱらい』

『わーん女神つめたぁい』
『女神でしょー？』
『優しくしてよ♡』

『えっ』
『なにこのキモいの』

『アブさんと女神サマの独壇場だ…』
『話し合い！しましょう！』

『キヨくんが負けとる』

『勝ち負けねえだろ(笑)』

『てかアブさんと女神さん今一緒にいるんやね』

『そうなの』
『アブ引き取ってくれない？レトルトくん』
『うるさいんだわマジで』

『えっ』
『ええと』

『レトさん困ってる(笑)』

『そして進まない話し合い』
『アブさん仕切るから話し合いしよーよ』
『まず何の実況しようか』

『アブさんナイス軌道修正！』
『そうっすね』
『まずはそこから決めないと』

『4人で出来るゲーム』
『いっぱいありますね』
『どうします？』

『うーん』
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手抜きじゃないですよ。
男主の暴言が加速していく、もっと甘々にしたいです。