桜が舞い散る月夜には。

妖怪探偵団2 ページ7

キーンコーンカーンコーン

チャイムがなった。

これでやっと放課後だ…

その後先生が来て終礼をして学校が終わった。

私は真っ先にナツメちゃんのところに行く。

A｢あのーちょっといい??｣

ナツメ｢ん？どうしたの？｣

A｢ちょっと気になった事があって…あの、さっきのひるやすみのこと……｣

ナツメ｢あー。あれね…あはは……(苦笑)｣

A｢そのー、言いたくなかったらいいよ？｣

ナツメ｢いや、別に嫌って訳では無いんだけどさ……その、Aちゃん。妖怪とかー、信じたり…する？｣

え？

まさか…

A｢まさか、”ナツメちゃんも?!”｣

ナツメ｢”も”ってことは…Aちゃんも?!｣

A｢実は私、妖怪が見えるんだ…生まれつき……。｣

ナツメ｢私は生まれつきではないけど、見えるようになったんだー！あ、それでね、妖怪探偵団って言うのがあるんだけど…｣

A｢妖怪探偵団…？｣

ナツメ｢うん。妖怪が見える人達で結成してて、妖怪が起こしてる怪奇案件を解決したりしてるんだ！みんなで世界を救った事もあるんだよ！2回もっ！｣

A｢に、2回も?!世界を?!なんか、すごいね…。けど、面白そう！｣

ナツメ｢良かったら、Aちゃんも入らない??｣

A｢え?!いいのっ？｣

ナツメ｢もちろん！大歓迎だよっ！じゃあ、LINE交換しよっ！｣

A｢いいよー。｣

私達はLINEを交換した。

LINEとか、交換するの久しぶりかも…。

ナツメ｢じゃあ、後で私の家の地図送るから、そこに来て！探偵団の事務所に案内するよ！｣

A｢分かった！じゃあ、帰ろ！｣

楽しみだなぁ妖怪探偵団！

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