桜が舞い散る月夜には。

季節外れの転校生2 ページ3

Aside

私は今日からさくら第二中学校という所へ転校する。

そして先生に言われ教室に入ったら、

何故か歓声を浴びました。

私、顔になにか着いてるっ…？

てかみんなが何か言ってる…

何だかんだで自己紹介を終える。

巌流｢静かに。桜宮の席は酒呑の隣だ。酒呑、分からないことがあったら教えてあげるように。桜宮、分からないことがあったら酒呑に聞け。｣

A｢はい。｣

返事をして、席まで歩く。

みんなの視線が痛い←

私、もしやぶりっ子とか思われた…？

ガン見が怖い…(´；ω；｀)

何とかしてようやく席に着く。

A｢酒呑くん、これからよろしくお願いします。｣

ハルヤ｢こちらこそよろしく。てか、ハルヤでいいよ。それと、敬語もなしで。｣

A｢えっ。そ、それは…では、ハルヤ…くん？｣

ハルヤ｢ははっ。まぁ、敬語はゆっくりでいいよ。外せたら外して。｣

A｢はい。ありがとうございます。では、私の事もAと呼んで下さい。｣

ハルヤ｢うん。分からないことがあったら聞いてね。｣

A｢はい。ありがとうございます(*´∀｀*)｣

酒呑くん…じゃなくて、ハルヤくん。すごくカッコイイな…

なんか、クールで、ミステリアスって感じ。

初めは怖くないかなって思ったけど、すごく優しい人だった。

私何かが話しちゃって、大丈夫だろうか。

もしや、痛い視線はそのせいっ…？←

ハルヤくん、イケメンだし、モテるよね。きっと。

そう考えると、何故か胸がトクン、と波打った。

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