天使が重すぎる 2 (ページ25)

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EP.73 ページ25

あみside

何故かクリスマスの次の日は学校

今日終業式するならクリスマスの前にやってくれればいいのに、なんてのは全校生徒が思ってることだと思う

ラウ「僕も行きたかったのにぃ！！！」

目黒「予定あったんだろ？」

ラウ「そうだけどっ」

昨日康二が撮った写真を見せられてご立腹なラウールくん

ラウ「来年のクリスマスパーティーは絶対僕も行くから！これ約束ね！」

目黒「はいはいわかったよ笑」

向井「すでに来年のことかいっ」

ラウ「あみちゃんとらいむちゃんも、分かった？」

『あ、私たちもなんだ』

ラウ「当たり前でしょ！あ、らいむちゃんはめめと2人でもいいよ」

らいむ「なんかラウールくんが一丁前にいじってくる」

目黒「ラウール安心しろ、言われなくても絶対2人の時間は作るから」

ラウ「オッケー了解」

向井「軽っ」

ラウ「ね、みんなでパーティーしよっ」

『いいよ笑』

もちろん断る訳はないけども

ラウ「よしっ！あみちゃんがオッケーしてくれたらもうそれでいい」

向井「なんやそれ！笑」

言い切った通りさっきまでのプリプリした感じは一ミリもなくて、なんなら上機嫌に見えるぐらい

ラウ「でもさ、もうすぐみんな学校来なくなっちゃうじゃん。昼休みどうやって過ごしたらいいんだろう」

目黒「どうやってって、クラスにも友達いるだろ」

ラウ「いるけどさぁ、やっぱりみんなと話してる方が好きなんだもん！なんか物足りない学校生活になりそう」

らいむ「あと2年もそれが続くけど大丈夫？」

ラウ「うーん、ダメかも！」

『明るくそんなこと言わないで笑』

言ってる事と声のトーンと表情がチグハグすぎて笑っちゃう

目黒「阿部ちゃん先生のとこ行けば？」

ラウ「それあり」

『めめってほんとあべちゃん先生のこと好きだよね』

らいむ「蓮がいくよりレベルの高い話ができて先生も嬉しいんじゃない？」

向井「辛辣やなぁ」

ラウ「学校卒業しても仲良くしてね？約束だよ？」

目黒「お前、急に不安になったんだろ笑」

向井「大丈夫やって、ラウが俺らのこと鬱陶しいって言ってもくるで？」

目黒「ふっかさんとかめっちゃいい例じゃん。もう卒業してんのに頻繁に連絡きてラウのこと甘やかしまくるの」

私からしてみれば、2人もだいぶラウールくんを甘やかしてるんだけどね