制服怪盗少女と呼ばれていた少女。【怪盗ジョーカー】

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『ん？聞いてんの？おーい』


自分の顔が熱くなって行くのがわかる。視界がぼやけて来た

俺はどうすればいいんだ…！？


『っはぁ、まぁいいや、寒くなってきたしまたシャワーに…』


A浴槽部屋に戻ろうとするとAは石鹸を踏んでしまいつるっとこけてしまった

俺はハッと意識を取り戻した


「あぶない！」


Aが頭を完全に打ちそうな体制だったので俺は頭を支えようとしたが

俺も巻き添えになってこけてしまった＿＿＿＿






『っ＿＿い“て“ぇ“……』

「いててて……大丈夫か！頭とか…打って…な＿＿！？」


俺は今の状況を理解してまた身体が一時停止してしまった。

今の状況だいぶやばい。

だって＿＿＿


俺が上になってる床ドン状態になっているのだから

シャワーはずっとかけっぱなしだったようで、シャワーで俺の服が濡れてるが

今はそんなことどうでもよかった。

この状況結構やばいんじゃ…俺の顔の熱の温度はさらに上昇していく。


Aは相変わらず顔色ひとつ変えずに俺の顔色を疑っているようだった。





＿＿＿ってあれ、Aの頬の傷…こんなのあったっけ＿＿




「ジョーカーさんもう！洗濯カゴ取りに行くのにどれだけ時間がかかって…
＿＿＿ってええ！？？！ななななな、なんすかこの状況！？」


俺がパニックになってて固まってるとハチが俺が時間かかってるから

様子を見に来たようだった。そしてハチの顔が赤くなってゆく…



「ジョーカーさん＿＿…もしや…裸の女性を襲おうとしたんスか！？」


「！？＿＿＿ち、ちちち、違うんだ！ハチ！これは誤解で…＿！」

「信じられないっス！！あのクールなジョーカーさんがそんな人だったなんて！！」


見事にハチに誤解を生んでしまい俺は顔が熱いままハチと口論し続けた



『…あの、寒いんで一緒に入らないなら早くでてってくれる？
一緒に入りたくないけどさ』


Aは相変わらず何も隠さずに呆れた表情でこっちをみていた。


「お前は恥じらいといううものを知れーーー！！！！」



俺の大声がスカイジョーカーに響き渡った。

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