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〜貴方side〜
北斗くんだけいてほしいな、と思いながら
たまり場のドアを、おそるおそる開けてみる
中には、お目当ての北斗くんだけ
と思ったら、ソファに京本さんが寝てました
でも、良かったと思う
貴「あの、北斗くん！」
北「あ、どうしたの？」
貴「この間はすみませんでした。
出発日決まったので、北斗くんだけには伝えとこうと思って。」
北「全然いいよ。こっちこそごめんね。
Aちゃんと樹の関係あんまり知らないのに。
で、どうするの？」
貴「日時は、3月23日 昼2:30の便で。
…それでやっぱり、樹くんには言いません。」
北「そっか。あれから、樹と会ってないの？
あと3日だから、今更会うの辛い？」
やっぱり北斗くんは
人の心を読むのが上手い
貴「辛いよ。こんな感じで、別れたくなかった。
…何も言わないで行くって…ッ…決めたのに
…やっぱり辛い。
…ホントは好きだったっ！本当に好きだったのにっ！」
なぜだか、北斗くんの前では素直になれる
自分の気持ちも言えるし
泣いたりだってできる
北「うん。でも決めたんでしょ。その意志を今変えるの出来る？」
貴「うんん、できない。…もっと離れられなくなっちゃう。」
北「Aちゃんは、1人で決めたりして
よく頑張ったと思うよ。」
そう言って、頭を撫でてくれた
北斗くんの手は、大きくて温かかった
私は、もう少しだけここにお邪魔することにした
2人の話を始めっから聞いていた人がいるとも知らずに
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神咲みあゆ(プロフ) - すーさん» ありがとうございます。すごく励みになりました！頑張りますので、引き続きよろしくお願いします。 (2019年1月16日 21時) (
レス) id: 73d1008c04 (このIDを非表示/違反報告)
すー - 素敵な展開でした！これからも素敵な作品を作ってください！作ってことない自分が言うのもなんですけど笑 (2019年1月13日 23時) (レス) id: 55a1e1089b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神咲樹里 | 作成日時：2017年12月2日 16時
