【ハイキュー】二年のバカですごい人。【男主】 (ページ30)

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「そういえば太一がモテない理由を考えたんだよー」

「その心は？」

「チキンだから」

ちょっと痛い、脳天に拳を振り下ろさなくても。だから俺マゾじゃないんだってば。だからやめろよ！

「……最近太一は俺に暴力的になったね、麗チャン悲しいよ」

「思ってないくせに」

「うん」

「おまえなぁ……」

また頭にたんこぶ出来そうなのですっと身を引く。それでも俺の鼻には手が届くって太一腕長えな。テナガザルかよ、なるほど納得モテない理由(違う)。

「太一がモテないのはおまえのせいだよ麗」

「……ゑ？俺ェ？」

「前太一に告白しようとしてた人に太一付き合ってる人いないのかって聞かれたんだけどさ」

「「うん」」

「岸谷さんと付き合ってるんじゃないの？って逆に聞かれた」

「えっ、ヤダ。俺女であっても太一を好きにならない自信がある」

「俺も麗が女子になっても絶対好きにならない」

「……嫌よ嫌よも」

「「嫌のうちだわ！」」

賢二郎がボケキャラになってきてる！ダメだコイツ……早くなんとかしないと……！あってるっけ？

「まあ太一はチキンということで、以上閉廷！」

「いやなんで俺がチキンってことで終わるわけ？やっぱバカだろ麗」

「太一今更だな……」

「それは遠まわしにバカって言ってるのかな賢二郎は！あと太一は隠す気なしだよね直球ストレートだよね！」

取り損ねるやつだよね！？というと「「わからない」」って言われた。うん、俺も何言ってるかわからなくなってきた。