千と千尋の神隠し 〜子供編２〜

出会い47 ページ6

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リン｢あ、帰って来たよー！！！｣







湯婆婆｢坊ーー！！！！｣







駅で待ってくれていたリンさんと湯婆婆様。






坊様はハクから降りるなり湯婆婆様と抱き合っていた。





ハクは龍の姿から元の姿に戻り私の隣に静かに立った。






ハク｢千鶴、銭婆のところは楽しかった？｣






千鶴｢うん、とっても楽しかった！！色んなこと教えてもらったよ！｣







ハク｢そう。…………千鶴、その首、どうしたの………？｣






千鶴｢えっ？首…………あっ！ちょっとね…｣







ハク｢なに？私には言えないの？｣






千鶴｢やっ、違くて…………ちょっと、カオナシに噛まれちゃっただけ………えへへ｣







ハク｢カオナシに…！？｣





目を見開くハク。






そんな驚くことかな…………？






と考えていると、ハクがあの時のカオナシと同じように首に顔を埋めてきた。








千鶴｢ハク……？どうし、ひゃっ！？ちょっとハク！？｣






首筋を舐められたと思ったらあの時と同じ鋭い痛み。






ハク｢…消毒。じゃあ行こうか、千鶴｣






千鶴｢え？あ、う、うん……｣






なんだったんだろ、ハク………。






なんか、いつもと、感じ違った………。






千鶴｢変なの｣

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