第十八話 ページ25
「馬鹿が時間通りに来るわけねーだろ。」
「誰も馬鹿が五条先生の事とは言ってませんよ。」
そんな話をしていると突然五条先生の声が聞こえてきた。
「おまたー!!」
「五条悟!!」
「やぁやぁ皆さんおそろいで!私、出張で海外に行ってましてね。」
「急に語り始めたぞ。」
『それ聞かなきゃだめですかね。』
「き、きききかなくてもお"おおいいいいよお"お"お"お"お"」
「まあまあ、聞いてやってくれ。」
…仕方ないなあ、ちょっとだけ聞いてみるか。
「はい、お土産。
京都の皆にはとある部族のお守りを。
歌姫のはないよ?」
「いらねぇよ!!」
「そして東京の皆にはコチラ!!」
「ハイテンションな大人って怖いわね。」
いや五条先生はデフォルトでハイテンションだから別に怖くないけど、いつもより気持ち悪いテンションの上がり方というかなんというか…
「さああとるうう!!きもちいいわるいいいい!」
「いやひどいな!?
…ゴホンッ!故人の虎杖悠仁くんでぇーっす!!」
「はい!!おっぱっぴー!!」
箱?の中から元気よく虎杖くんが飛び出てきた。
「(えっ…えーっ!?
全っ然!!嬉しそうじゃない!!
京都の人らは…
お土産に夢中ー!!)」
「おい。」
「あ、はい。」
「何か言うことあんだろ。」
「え…。
黙っててすんませんでした…生きてること…」
こうして強がっているけど、彼女が一番落ち込んでいた事を私は知っている。
だから多分、この中で一番喜んで、怒っているのは釘崎さんだと思う。
いや〜青春だね、アオハルだねえ〜。
そうほっこりしていると、虎杖くんと話し終わったであろう釘崎さんが私の方に早足で近寄ってきた。
「ちょっとA。」
『うん?』
「あんた、虎杖が生きてた事知ってたわけ?」
『え、あ、ああ。知ってた…けど。』
「…^^」
『おっっっと…???』
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「あのぉ〜…これは…見方によってはとてもハードなイジメなのでは…?」
『何で私まで…』
「うるせぇしばらくそうしてろ。
Aも同罪よ異論は聞かないわ。」
「はい…」
『ヒェ…』
釘崎さんの眼光にビビって虎杖くんと一緒にしょぼくれる。
最近の女子高生ってこんな迫力あるの…?(怯)
「まぁまぁ、事情は説明されたろ?
許してやれって。」
「喋った!!」
「しゃけしゃけ」
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K飴(プロフ) - 蒼尾さん» いえいえ!お気になさらず!😌 (2022年3月21日 1時) (レス) @page25 id: fa92fa8cbc (このIDを非表示/違反報告)
蒼尾 - やっぱり題名が同じだと失礼な気がするので辞めておきます。理由としては内容が少し被ってしまうというのがあってそれだとパクってしまったという感じになってしまうので。すいませんでした。 (2022年3月20日 18時) (レス) id: d5f83f6be7 (このIDを非表示/違反報告)
K飴(プロフ) - 蒼尾さん» コメントありがとうございます!内容が同じでなければ全然大丈夫ですよ!😊 (2022年3月19日 14時) (レス) id: fa92fa8cbc (このIDを非表示/違反報告)
蒼尾 - 最後まで見ました!とても見るのが楽しかったです!あの無理だったらいいんですが、他のアプリで題名は同じなんですが内容はちがう小説って作っても大丈夫ですか?あと、無理せずに自分のペースで更新してってくださいね! (2022年3月18日 23時) (レス) id: d5f83f6be7 (このIDを非表示/違反報告)
K飴(プロフ) - シオリさん» コメントありがとうございます〜!!😭激遅更新ですが、頑張ってもらわせます!! (2022年2月21日 14時) (レス) id: fa92fa8cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K飴 | 作成日時:2021年12月29日 19時