25話 役に立てることは ページ26
バーボンとはどうやらあの洞窟の端に座っている男のことのようだ。
「バーボン！お前の望みはプレートだろう！？すべて渡す、今すぐ罠を解除してくれ！」
「俺のも渡すからここから出して！」
「無駄よ。彼はもう死んでるから。彼をやったのは私よ」
クラピカがバーボンの持ち物を調べようとしたとき、一斉に蛇が襲って来ようとした。
「『クラピカ！』」
「大丈夫だ…」
「この場所から出ようとしたり彼の体に触ろうとすると、蛇は攻撃してくるそうよ」
ポンズは入り口から催眠ガスを噴射し、バーボンと蛇を眠らせた。
プレートを探そうとする蛇が襲ってきてその時、蜂がバーボンを襲い彼はアナフィラキシーショックで死んでしまった。
彼女が悲鳴を上げたり倒れたりしてショックを受けると、帽子の中から蜂が出てくるらしい。
私たちはバーボンがもしかしたら解毒剤を持っているのではと考えた。
ゴンが解毒剤をとりに行こうとする。
ゴンがもし不合格になったら…。
だめだ！
ゴンを押しのけて代わりに解毒剤をとろうとする。
「「A！！」」
『…いっ』
大量の蛇がAに噛みつく。
『あった、解毒、剤。先に…レオリオ、に…』
ゴンに解毒剤を渡す。
「でも…！」
『早く！』
痛い、それに頭がくらくらする。
でも心配かけちゃだめだ…。
しかしAの意識はそこで途切れた。
『ん…痛っ…』
「目が覚めたか？」
目を覚ますとクラピカにおんぶされていた。
「よかった！」
『ゴン…レオリオは無事？…みたいだね』
2人はレオリオとAに無事に解毒剤を打つことができたが、出口には無数の蛇がいる。
そこでポンズが持っていた催眠スプレーを洞窟に充満させ蛇が眠っている間に出ることになった。
スプレーを吸わないようにしなければならないが、スプレーが充満するまで5分さらに出口に向かわなければならない。
ゴンは9分44秒、息を止めることができるため、みんなを外に連れ出してくれたらしい。
「ありがとな。助かったぜ」
『私は何も…ゴンがいたから…』
「でもAのおかげで俺は蛇に噛まれることなく、無事に皆を連れ出すことができたんだよ」
『じゃあ…私役に立てたんだね…』
誰かのために夢中で頑張れた。
私は必要な存在になれた。
ずっと悩んでいたことが少し薄れて、嬉しくて、ぎゅっとクラピカを掴む手の力を入れる。
クラピカが何かを察したように言う。
「みんなAを必要としているんだぞ？」
『…だったらいいな…』
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あめしょ(プロフ) - ねこさん» カルトちゃん可愛いですよね！カルトちゃんはツンツンしてるけど案外デレが多いイメージです (2018年2月28日 19時) (
レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - カルトちゃんかわいい！ (2018年2月28日 16時) (レス) id: e15058c5ad (このIDを非表示/違反報告)
あめしょ(プロフ) - オレンジさん» うわああありがとうございます！励みになります！ (2018年2月22日 20時) (レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 主人公のイラストとっても可愛かったです!更新頑張ってください!! (2018年2月22日 20時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
あめしょ(プロフ) - ねこさん» そうなんですよ…。できる限り頑張って更新しますね！ (2018年1月30日 22時) (レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わふう | 作成日時：2018年1月26日 4時
