神社 ページ28
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私「美味しかったですね!」
狗巻「しゃけ!」
パンケーキを食べ終えて店を出たあと、お腹を満たした私たちは
行くあてもなくふらふらと街をぶらついていた。
私「次どこ行きますか?」
狗巻「ツナ……」
狗巻くんは少し考える素振りをみせて、スマホを開いた。
狗巻「……ハッ!」
私「なになに?なんか見つけました!?」
狗巻「しゃけ…(ドヤ顔)」
私「まさかのドヤ顔!?(かわいい)そして行先は…?」
狗巻「明太子!」
トントン、とグー〇ルマップに彼が指差したところは…
私「…神社?」
狗巻「しゃけ!」
元気よく返事をくれたあと、彼はスマホのメモ帳アプリを開き、なにやら文字を打ち始めた。
私「……''ここは願いごとをするところだから負の感情よりも祈りが勝つ''…?………なるほど!!!」
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虎杖「なんで神社?」←聞き耳立ててた
五条「そりゃあ、デート中に呪霊ばっか見えてたら…」
虎杖「おお、なるほど…!!」
釘崎「そう考えると、今までよくあんな癒し空間作れてたわね…サイコパス?」
伏黒「言ってやるなよ」
釘崎「まぁいいわ、尾行再開よ!!」
五条&虎杖「ラジャー!!」
伏黒「いつまで続くんだ…これ…」
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カフェから神社までは、歩いて10分程度の距離だった。
謎の視線を気にしつつ、神社に辿り着いた。
私「わ、なんか異世界感ある…」
お社の近くには大きな御神木があり、境内は木々が壁のように連なっていた。
鳥居をくぐり抜けた瞬間、まるで異世界に来たような不思議な感覚になる。
狗巻「……ジーッ」
ふと、狗巻くんがこちらをじっと見つめていることに気が付いた。
私「…いや、言いたいことはわかりますよ…。そりゃ異世界()から来てますから…」
苦笑しながら返すと、狗巻は頭を左右に振って、なにか言いたそうにしていた。
狗巻「おかか……」
私「……?
……それにしても、呪霊がいないのでなんだか新鮮ですね!!気分上がります…!!」
狗巻「しゃけ」
私「この御神木、いつから生えてるんだろう…。神秘的ー!!こういうとこ大好きです!!!」
狗巻「しゃけ」
私「あっ賽銭箱ありますよ!!投げますか?」
狗巻「しゃけ」
私「狗巻先輩は5円派ですか?20円派ですか?」
狗巻「しゃけ」
私「……ン?」
つづく。
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フランとベル - 設定そのままでいいと思います!罪悪感って言いますけど、投票が上がって作者的には嬉しいのでは??だって投票の分、皆さんに応援されてるんですから (2021年8月18日 11時) (レス) id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - 胡蝶 恵さん» 170票が171票になった幸福感がヤバいです!!ありがとうございます!!! (2021年4月12日 0時) (レス) id: 92755e622b (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵(プロフ) - 170票を171票にした罪悪感がヤバい。応援してます! (2021年4月8日 12時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - ラップじゃない、カツラップだYO!さん» 不定期更新ですが頑張っていきます!!嬉しいです(´;ω;`) (2021年4月7日 22時) (レス) id: 92755e622b (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - ラップじゃない、カツラップだYO!さん» 160票が161票になった幸福感!!ありがとうございます泣 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 92755e622b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Liz | 作成日時:2020年11月16日 7時