私とお隣さんと知り合いの物語【いれいす】 (ページ50)

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◇ ページ50

『よし、乗っt…あ〜…』

初兎「うわぁぁぁぁ！」

『初兎うるさい』

初兎「えっ、Aもう2匹取ってんじゃん…俺まだゼロなんだけど…」

『wwww頑張れ〜』

やばいやばい…

・
・

『あれ？また勝っちゃった？www』

初兎「うぅ…」

ないこ「A、初兎」

『ないこにももか』

初兎「久しぶり〜」

ももか「楽しんでる？」

『うん。射的、金魚すくい両方勝った！』

ももか「さすが永井さんの弟子！」

『弟子じゃないけどね…w』

初兎「なあ、あいつまじで色んなことの猛者だぞ」

ないこ「あ〜。バスケ猛者だもんな。そうでしょうね…」

初兎「でもなんかルールでさ、"負けた人は勝った人の言う事を聞く"ってのあるんやけど、要望が"恋人繋ぎでここを回る"ってので。」

ないこ「あの猛者も以外と乙女なんだねww」

『なんか言った〜？』

ないこ「いや、なんも」

ももか「ないくん、行こう。A、また今度」

『うぃーーーーっす！』

初兎「行こ〜」

『次！バスケあるけど…』

賭けることスルーしやがった…まあ良かったけど

『あ、そうだ、賭けてたんだ』

思い出しちゃった…

初兎「はぁ…」

『…まあ今回はいいや』

は？神。抱きつきたい。抱きついちゃえ

ギュ…

『うわ！いきなりどうしたの？』

初兎「賭けを見逃してくれてありがと」

『え？そんだけ？あはは、可愛いw』

そう言って俺を撫でてくるA。
性格イケメンすぎ(((

初兎「俺女の子じゃないんだけど」

『でも可愛いじゃん。髪も声も。顔は…どちらかって言うとかっこいいかな』

初兎「はぁ…」

あー最高。褒められた。
命日かな。大丈夫かな。なんか尊くて手が痺れる(？)

『バスケやろ〜』

初兎「絶対勝てないやん…」

『他のやつにする？』

初兎「いや、いい」

『そっか。(わざと負けようかな…)』

初兎「200円ね。どうぞ」

「ありがとうございます、10回ずつ可能です」

『おぉ…』

初兎「やろ〜！」

『結構ノリノリじゃんw』

初兎「やった1ポイント！」

『もうやってんの…よいしょ。あぁ…』

え？Aがミスした？そんなことは…

初兎「あっ、入らなかった…」

『ほいっ、あーあ…』

え、幻覚じゃない…よね。有り得ない。Aがミスるなんて。

初兎「よっと。よし！」

『ほっ！よし！』

うん、あれは幻覚だ。