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『…うぅ、どうしてほしいんですか』
zm「！せやなぁ…」
嬉しそうに口角を上げながら隣に腰掛けるゾム様にギョッとする。
こんなところ見られたら刺されるわ…。
てか近い。普通もう少し間を空けて座らない？めっちゃぴったり隣に座っている。
私はソファの端っこに座っているため、これ以上離れることはできない。
zm「んー、じゃあゾムって呼んでぇや！」
『えっと、ゾム、さん…？』
zm「さんは要らへんわ」
『ゾ、ム』
zm「そうそう！」
『あの、じゃあゾム、お願いがあるんですけど』
zm「なんや？」
めちゃくちゃにこにこしてる…！
名前呼んだだけでこんな嬉しそうにされるとなんだか心が…ｳｯ！
『えっと、距離が近いと言いますか…もう少し離れていただけると…』
zm「え？あ、すまん…！」
思ったよりもあっさりと距離をおいてくれたゾム様…ゾムを見ると、顔を赤くしていた。意外と女慣れしてない…？
zm「エミさんらと話す時と同じ感じで話してたわ…ヘルディンさん女の子やったの忘れてたわ…」
『まって、それ私への悪口ですか？』
zm「ちゃうちゃう！…んふふ」
必死に否定したかと思うと小さく笑うゾムを見て小首を傾げた。
なんだこの人情緒不安定か？(失礼)
zm「なんかな、心なしかヘルディンさんが素を出してくれてるみたいで嬉しいなぁ思うて」
『そうでしょうか』
zm「これから仲良うしようなぁ」
へらりと笑うゾムを見て、少しきゅんとしたのは仕方がないと思わない？
今迄見た中で一番優しい笑い方で恥ずかしくなるようなこと言うから。
少し顔の赤くなったであろう私を見てゾムも少し顔を赤くした。
なんとなく気まずいというか気恥ずかしい雰囲気でお互い黙っていると、ガチャっと扉が開いた。
「ん、ゾムもうおったんか」
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なな - この話面白くてすきです！ (2021年7月19日 9時) (
レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
なな - こ (2021年7月19日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
タラコ - すみません。42話のところの『''和食''は存在しないけど、、、』のところ和食と日本食逆になってると思います！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
むっちゃい - モモさん» 有難う御座います！本当だ、急に話がとんでしまってますね…ご指摘有難う御座います！更新コツコツ頑張らせていただきます。 (2021年1月24日 9時) (レス) id: d7c3fd666c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めっっちゃ好きです…！36話から42話になってますよ！更新頑張ってください！！ (2021年1月23日 9時) (レス) id: 822858a868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっちゃい | 作成日時：2021年1月8日 16時
