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あの短時間で、どうやって広まったのかは知らないが、教室に戻って数分経つ頃にはノーラさんの停学処分の話は全生徒に知られていた。
同時に私がノーラさんに罪を被せられそうになったという話も広まってしまったようで、クラスメイト、特に女子が自ら私に話しかけてきた。
ごめんね、だとか大丈夫？だとか言っていて、今更なんだと思ったが、如何やら私がノーラさんと同じような人なのかと思ってしまっていた模様。
そういえば、消せきれなかった机の落書き消えていて、女子が雑巾を片手に持っているなと気付いたからにはどうにも憎みきれなくなってしまって。
彼女達のことは許すことにした。
ただ、友人について嘲笑っていたのは許し難かった為、その件についても謝ってもらった。
ただ、そのときに女子生徒の一人が顔を曇らせた。
「でも、あの子確か…」
そう何かをいいかけたところで、それは別の人物が彼女の肩に手を置いたことで遮られた。
kn「……」
しーっとでも言うかのように人差し指を立てて自分の口に当てていたのはコネシマ様。
女子生徒は目をハートにしてうんうんと頷いていた。いやあそこまで言われたら気になるんだけどな。
kn「…お前は知らんでもええことや」
『…へ』
私の考えを見透かすようにすっと目を細めたかと思えば頭に何か乗せられた感触。
目だけ其方に向ければ彼の腕が伸びて頭に乗せられていた。
『…⁇』
kn「…ほな」
小説を片手に教室を出て行ったコネシマ様。
いやもうすぐで授業始まりますけど？？
「羨ましいわぁ、コネシマ様に頭ぽんぽんされるなんて！」
『…え？』
「いえいえ、あれはヘルディンさんだから許されるのよ…！」
混乱状態で女子生徒達の話を聞いている。あれ、調子乗るなとか言われるかと思った。
いやそんな話じゃなくて。え？今何がおきた？
『…あれは幻覚だ』
流石に有り得ないだろうと首を横にふって次の授業の準備を始めた。
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kn「…あの程度じゃ、本性はあらわさんか」
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なな - この話面白くてすきです！ (2021年7月19日 9時) (
レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
なな - こ (2021年7月19日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
タラコ - すみません。42話のところの『''和食''は存在しないけど、、、』のところ和食と日本食逆になってると思います！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
むっちゃい - モモさん» 有難う御座います！本当だ、急に話がとんでしまってますね…ご指摘有難う御座います！更新コツコツ頑張らせていただきます。 (2021年1月24日 9時) (レス) id: d7c3fd666c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めっっちゃ好きです…！36話から42話になってますよ！更新頑張ってください！！ (2021年1月23日 9時) (レス) id: 822858a868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっちゃい | 作成日時：2021年1月8日 16時
