第112Q ページ36
小「海だ!!!泳ごう!!」
日「合宿だ!!ダアホ!!!」
合宿初日!
小金井先輩の大きな声が聞こえてきて、先頭の日向先輩の隣にいた私はクスッと笑ってしまった。
泳ぎたいけど我慢だよね笑
民宿に着くと、監督代理として私が宿主に挨拶をして、練習に向かう選手を見送った。
え、私は行かないのかって?
実は・・・この合宿・・・
私は、食事担当として来たと言っても過言では無いのだ!!
マネージャー業?一旦休業!!
と言ってもそれは午前の砂浜練習だけ。
体育館での練習はいつも通り参加する予定
でもそうしないとご飯は作れない。
休む間のなく昼食の準備、全員食べ終わって片付けもしてひと段落って思ったらすぐ夜食の準備。作り置きして体育館へ直行しマネージャー業。そして、その後は夜食の片付け等・・・
やることは次から次へと押し寄せて、休む間なんてこれっぽちも無い!!
全てが終わり、お風呂も済ませた私が時計を見たら23時を回っていた
宿内はもう既に静寂に包まれている。
私も自室に向かい、倒れるように眠りについた。
朝食の準備のため、誰よりも早く起きなきゃいけないからね
そう、次の朝も忙しかったから、気が付かなかったの。
秀徳高校も来ているだなんて。
ちょっとだけ会いたくない緑間がここにいるなんてね。
夜食の準備を終え体育館に行ったら、人数増えてる+見覚えのある緑髪が見えた時、思わず2度見した。
緑間は私を一瞬視界に捉えただけで何もしてこない。
それがちょっと、ムッとした。
あんなに、私に今のままじゃダメだ、前に進め、って言ってた割には?冷めてるじゃないの???
だから、このままを貫いてやるって意地になってしまった。
▽▲▽▲▽▲
その夜、寝る準備をしていたら、扉がノックされた。
扉を開けるとテツヤがいた。
黒「僕、今まで自分の枠を勝手に決めてました。
でも、それだけでは、キセキの世代には勝てない・・・。
僕は変わります。
僕のドライブで、キセキの世代を抜くのが、新しい目標です。」
わざわざ目標宣言しに来たテツヤに私は笑ってしまった。
誰かに宣言した方が、目標にたどり着ける気がするんだって
彼を見送り私は布団に潜った
目を閉じると、先程のテツヤの顔が思い出される
黒「僕は変わります。」
このままを貫こうとしていた矢先の出来事だったから、変わろうとしない自分が恥ずかしくなった。
私も、変わんなきゃ、かな
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涸萌佳雨(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます(՞ . .՞) 近日公開ですので、今しばらくお待ちください!話の内容をどこまでにするかで題名を検討中なのです(*´ `*) 早く皆様に公開できるように頑張りますね! (2022年11月23日 11時) (レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - パスワードってなんですか( ; ; ) (2022年11月22日 22時) (レス) @page36 id: 7d809c8ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2021年9月23日 19時