第45Q ページ9
私が向かった場所は
体育館
この3年間いいことも嫌なことも全部、ここで起きたなって、思って。
最後に挨拶くらいしとこうと思ってたんだ。
ほんとは、テツヤを誘って行きたかったんだけど･･･。
はぁ、と短く息を吐き、扉を少し開けたそのとき、中から話し声が聞こえてきた。
それはすぐに誰の声がわかった。
『赤司･･･？』
耳をすませて、話を聞いていると、そこにはキセキの世代が揃っているとわかった。
キセキの世代5人はそれぞれ別々の高校に行く。
これからはお互い敵として、コートに入る、そして、戦う。
もう二度と、仲間としてコートに立つことはないの？
もう二度と戻れないの？
あの時に戻れないの？
みんながバスケを楽しそうにやってるのを観るのが私は大好きだった。
私はもうそれを観ることは出来ないのかな
話を聞いていて内容はほぼ掴んだ。
来年は忙しくなるな、と思った。
なんせ最強の5人がてっぺんを争うんだから
赤司は最後にこう言った。
この勝負にはテツヤも参加するだろうって
テツヤならきっと参加するだろう。
つまり、必然的に私もこの戦いを見守ることになるんだ。
そこでちょうど青峰がこちらに向かってきていたので、急いで私は帰宅した。
その途中、見つけた後ろ姿はテツヤ1人で、もうてっきり帰ってるとばかり思っていた。
さつきの姿は見えない。
きっといつもの場所で別れたんだ。
私はテツヤに話したいこともあったし、声をかけて近寄った。
『テーツーヤー！』
黒「Aさん、お久しぶりです。
毎日、連絡ありがとうございました。」
振り返ったテツヤは笑顔で、あぁ、なんかほんとに久しぶりだな、なんて懐かしく思った。
『ほんとは、会いに行こうと思ってたんだけど、家知らなくて、電話とかして迷惑じゃなかった？』
黒「いいえ、全く！
むしろ、嬉しかったです。
Aさんのおかげで、今は元気ですから」
テツヤといるとなんか楽しいなぁ･･･ふふ
黒「Aさん、何ニヤニヤしてるんですか」
すかさずテツヤのツッコミ
『あっ、いや、別に
ただ、テツヤとこうやって、会って話すのって楽しいなぁーって思ったから･･･』
って！よく考えたらこのセリフめっちゃ恥ずかしいじゃん！
黒「そうですか」
ほら！テツヤだって、引き気味に顔逸らしたし！
うぅ･･･恥ずかしい。
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涸萌佳雨(プロフ) - はい、ありがとうございます！インフル、怖いですよね･･･。私、結構風邪とか引かないけれど、気をつけます！実際、油断してこの間、肺炎になってしまったのでw受験頑張ります、コメントありがとう！ (2019年11月4日 23時) (
レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 麗華 - 受験、大変ですね。これからインフルも流行ってますし、今年のインフルは中々治らないので自分の体長管理に気を使って下さい。私は今高校二年生で受験の大変さが凄く分かります。しっかり勉強しっかりしてしっかり睡眠もとって下さいね。 (2019年11月4日 15時) (レス) id: 7bbb3379fc (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 綾さん» 応援ありがとうございます！！ (2019年10月14日 14時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ガンバ！? 面白いです。これからも見てます (2019年10月14日 9時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - 輝夜さん» はい…！ (2019年10月6日 9時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涸萌佳雨 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時：2019年8月26日 1時
