第40Q ページ4
月日の流れというのは早いもので、私たちは、3年生になり、そして、9ヶ月がたった。
この時期になると必ず高校から推薦がくる。
特に今年はキセキの世代がいるので、1人でも獲得しようと、バスケ強豪校からたくさん推薦がきた。
私は傍らでそれを見つめていた。
私は、どこの高校に行こうかな・・・
はぁ、と大きな息を吐き、体育館を後にした。
実は最近、テツヤが登校拒否気味になっている。
パタリと部活に顔も出さなくなり、学校にも来ていないらしい。
恐らく、理由は全中決勝のせい。
・・・ま、つまり私はボッチってわけ。
やることも無いし、つまらないから、部活やめよっかな・・・
本日2度目のため息を盛大に吐き、私は家へと足を向けた。
▽▲▽▲▽▲
『あれ・・・?なんで私ここにいるんだ?』
家に向かって行っていたはずなのに、何故かいつものストバスコートの近くにいた。
『私ってば、ダメだな・・・
もうあの頃には戻れないのに・・・っ』
そのとき、コートからボールをつく音が聞こえてきた。
誰か、いる?
コートが見えるところまで行くと、そこに1人の男子がいた。
高校生?
その人は眼鏡をかけていて、3Pのシュート練習をしていた。
綺麗なフォームのシュートに目を奪われた。
シューターだな、多分。
私がそう思ったとき、彼はちょうどシュート体制に入っていた。
あ、あれは・・・外れるな
予想通り、ボールはリングに当たり、私の方に飛んできた。
ガシャンっと大きな音を立てて網目状のフェンスに当たる。
『あ・・・っ、えっと、こんにちは?』
その人と目が合ったので一応挨拶をする。
?「ども・・・。
俺になんか用?」
『あ、いえ!ボールのつく音が聞こえたので誰かなー?って思ったらあなたで。
で、綺麗なフォームに見とれていたら、ボールが・・・』
?「なーんだ、そうだったのか」
なんか、優しそーな人!
?「お前、バスケ部?」
『マネージャーですが
でも、辞めようかなって思ってて』
?「ん?その制服、もしかして!帝光中!?
キセキの世代の!?」
やっぱりそう来るか・・・
?「俺の名前は日向順平。」
『日向さんですね。
えっと私はAAです。』
なんか自己紹介された?
なんで?
ってか、ホントにいい人そー
272人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涸萌佳雨(プロフ) - はい、ありがとうございます!インフル、怖いですよね・・・。私、結構風邪とか引かないけれど、気をつけます!実際、油断してこの間、肺炎になってしまったのでw受験頑張ります、コメントありがとう! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 麗華 - 受験、大変ですね。これからインフルも流行ってますし、今年のインフルは中々治らないので自分の体長管理に気を使って下さい。私は今高校二年生で受験の大変さが凄く分かります。しっかり勉強しっかりしてしっかり睡眠もとって下さいね。 (2019年11月4日 15時) (レス) id: 7bbb3379fc (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 綾さん» 応援ありがとうございます!! (2019年10月14日 14時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ガンバ!? 面白いです。これからも見てます (2019年10月14日 9時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - 輝夜さん» はい…! (2019年10月6日 9時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2019年8月26日 1時