第53Q ページ17
次の日。
朝からテツヤの寝癖に笑って、いいスタートを切ったその日は、試合を準決勝、決勝と見届け、帰宅した。
そして、その帰りに、たまたま、青峰に会ったんだ。
ジャージで大きめのバッグを持ってるから、もしかしたら高校の練習に顔だしてたのかな。
青峰は私とテツヤを交互にみて
青「2人で、どっか行ってたのか？」
と聞いてくる。
否定はしない。
『うん。バスケの試合見に行ってた。』
ふぅん、と言った後、彼は私に目をやった。
青「明日、暇？」
私は首を振る。
『暇じゃない、明日入学式。』
青「はえぇな、入学」
青峰は、なら仕方ねぇか、と片手を上げて去っていった。
何かあったのかな。
その背中を見送って、私たちも帰ることにした。
▽▲▽▲▽▲
入学式。
まぁ運のいいことに、私はテツヤと同じクラス、しかも席も近くて、テツヤの斜め前だった。正直めちゃくちゃ安心。
私の隣の席の人は、なんだろう、ずっと寝てるんだけど。
ぱっと見た感じ、運動部っぽくて、もしかしてバスケ部かなとか思ったり思わなかったりしていた。
なんだっけ名前。
先程の自己紹介を思い出す。
ああ、そうだ。
火神大我君だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涸萌佳雨(プロフ) - はい、ありがとうございます！インフル、怖いですよね･･･。私、結構風邪とか引かないけれど、気をつけます！実際、油断してこの間、肺炎になってしまったのでw受験頑張ります、コメントありがとう！ (2019年11月4日 23時) (
レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 麗華 - 受験、大変ですね。これからインフルも流行ってますし、今年のインフルは中々治らないので自分の体長管理に気を使って下さい。私は今高校二年生で受験の大変さが凄く分かります。しっかり勉強しっかりしてしっかり睡眠もとって下さいね。 (2019年11月4日 15時) (レス) id: 7bbb3379fc (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 綾さん» 応援ありがとうございます！！ (2019年10月14日 14時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ガンバ！? 面白いです。これからも見てます (2019年10月14日 9時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - 輝夜さん» はい…！ (2019年10月6日 9時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：涸萌佳雨 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時：2019年8月26日 1時
