バイク好きの彼に妹がいた?! (ページ9)

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kn「うぅ…胸焼けがまだ収まらんのやけど…」

ut「俺もや…あいつほんまどんだけ食わす気やねん…」

ゾムの食害から逃れた俺たちは大先生の部屋に向かっていた。

ut「にしてもあのショッピくんがねぇ…」

kn「な？気になるやろ？」

大先生の入れてくれたコーヒーを飲みながら、今日あったことを全部話した。

ut「確かに気になるけど、あの性格やろ？絶対素直に教えてくれへんで？」

kn「だから困っとんよ。どうしたらええと思う？」

ut「無難に尾行とかでええんちゃう？下手に聞かれへんし。」

kn「ええやんけ。じゃあ早速、次の休みの日に決行やな！大先生も行くやろ？」

ut「んー…俺パス」

kn「えっ！なんでなんや？」

ut「そんなもん…書類が終わってないからに決まっとるやろ。だいぶ前からやってなかったからな…結構溜まっとるんよ」

kn「ほうか。そりゃしゃーないな。」

ut「おん。やから写真かなんか期待しとくな。」

kn「任せろ！しっかり撮って来たるわ！」

ut「じゃあバレんように頑張れよ〜」

kn「おう！じゃあな大先生報告待っとけよ〜！」

ut「…」ﾋﾗﾋﾗ

大先生と別れて自室へ向かう。決行は次の週末。大先生が行けないのは残念だが楽しみやな〜。

ut「(ほんまあいつ命知らずよな…あのショッピくんが隠したがってるってことはよほど大切にしとんのやろな。それを探りに行くって…)まぁ…骨くらい拾ってやるか。それより仕事やな。終わるんか？これ…」

はぁと1つため息をついて書類に取り掛かるも1時間後には夢の中へどっぷり入り込んでしまっていた。