バイク好きの彼に妹がいた?! (ページ39)

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you「…これはどういう状況ですか？」

お父様との話が一段落したからお母様に会いに来たら拳を振り上げているコネシマさんと胸ぐらを掴まれいるボロボロなお母様が居た

お母様を傷つけられた怒りと状況が理解できない困惑で感情が制御出来ない

kn「…」

you「なにか言ったらどうなんですか…コネシマさん、お母様!」

kn「…」

you「コネシマsma「うるっさいわねぇ」…お母様」

kn「っ!!おい!」

ma「なんでここに来たの？私が彼のように貴方に優しい言葉をかけるとでも？…いい加減そんな淡い希望を持たないで頂戴」

rb「おい…お前いい加減せえよ？」

ma「部外者が口出さないでくださいます？これは私とそこの出来損ないの問題でしょう？貴方に何か関係がありますこと？」

強ばった手、震える声、充血した目
お母様はまだ私に"刃の無いナイフ"を投げるのですね

you「お母様…」

ma「お母様と呼ばないでくれるかしら？貴方が私を母と呼ぶ資格はないのよ」

kn「…これ以上は俺が耐えられん殺してしまいそうや」

rb「救えんやつや…行くでコネシマ、ナノ」

コネシマさんがお母様を投げ捨てるように手を離すとロボロ様と一緒に部屋を出ていってしまった

ma「…何時までそこで突っ立っているつもり？」

監視役と思われる兵士たちに最低限の治療をされながら中身の無い敵意を向けている

you「…お母様今までありがとうございました。返し切れない恩を愛情を私は沢山受けました」

ma「…」

you「…失礼します」

ma「…」

返事を聞くことなく部屋を退室する

you「…いい加減素直になって欲しいのに」

誰も居ない廊下で1人呟く

ma「貴方に感謝されることも何もしていないのに…いっそ嫌ってくれたら楽なのに…」

静かに流した涙は誰にも知られることなく床に落ちて消えていった