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ma「実験は国の外れにある旧発電所の地下を改造した研究所に孤児やど隷を集めて行われていました。たまたま事故防止の為の点検を軍が行っている時に入り口を見つけて暗殺のことを知りました」
kn「なんで直ぐにそこを叩かんかったんや…潰していたら今頃あいつは…!!」
恐らく今ナノがこの軍にいるのも本当なら絶対しなくてよかった訓練を汗水垂らして必死に食らいついているのも元を辿れば全てこの2人にある
そう理解した瞬間目の前のナノの母親を殴っていた
頭に血が上り、真っ赤になった視界と少しだけ残った理性が拾った部下からの制止の声で思考が上手く回らない
もう自分では止めることが出来なかった
自然と口から零れる罵声と振り下ろされる拳
mb「もうおやめ下さい!!それ以上は…!!」
ma「…」
らしくない
心の何処かでそう思いながらも俺の口と拳は留まることを知らなかった
何時から俺の中でナノはここまで大きな存在になってしまったのだろう…普段の俺ならこんな話で感情を表に出すことは無いはずだ
本当にらしくないわぁ…
you「…お母様？…コネシマさん？」
kn/ma「？！？！」
いつの間にか後ろに立っていたナノの声に驚き、振り下ろされていた腕が止まる
冷静になった頭で周りを見渡すと必死に俺を止めようと身体中にしがみつく部下と殴られ顔が腫れ、口から血を流しているナノの母親、そして入口にたっている驚いた表情のロボロと怒りと困惑を混ぜ合わせた目でこちらを見ているナノの姿があった
kn「ナノ…」
you「…これはどういう状況ですか？」
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音夢(プロフ) - え、好きです← (2022年1月13日 21時) (
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作者名：優羽 | 作成日時：2022年1月2日 1時
