バイク好きの彼に妹がいた?! (ページ31)

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zm「♪〜」

私をバックハグしたまま席に座り、ご機嫌な様子で夕食を食べていた。周りからの視線が痛い…嫉妬とか興味とか色んな視線が私とゾムに刺さっているがゾムは露ほども気にしていない。そんな図太い精神は何処で備えたんだ!!ホント…私は気まずくて今にも逃げたしそうだよ…

you「ねぇ…ゾム？そろそろ離してくれない？」

zm「えー…嫌や。」

you「いや…皆さんが見てて恥ずかしいからね…」

切実に離して欲しい。お兄とチーノ君、2人の背後に化身でも出てくるんじゃないかっていうくらいオーラ纏ってるし…

shp/ci「…」ｼﾞｰ

視線が痛い…そろそろ私のメンタルが限界を迎えそう…

you「ね…ほんと…離して？」

zm「むー…そこまで言うなら…後で絶対構ってな？約束やで？」

you「わかった。約束ね？」

何とかゾムの拘束から逃れた私は食堂を出てお兄の部屋に向かった。すると直ぐにお兄が部屋に戻ってきて無言のまま抱きついてきた

you「お兄？どうしたの？」

shp「……んに」

you「へ？」

shp「俺のナノやんに…いつの間にゾムさんと仲良くなってんの…しかも呼び捨てで読んでるし…」

う"っ…お兄が可愛い…ゾムに嫉妬したのかな

you「ゾムに嫉妬？」

shp「…そんなんやないし」

そろそろゾムが食べ終わる頃かな

you「お兄そろそろ離して？ゾムの所に行かなきゃだから」

shp「先輩を食害の生贄にしてきたからもうちょっと…」

食害って…そう言えば向こうでも沢山食べてたわ先に逃げてて良かった…

shp「ん…」

珍しくヘルメットを取っていたからお兄の頭を撫でていると後ろから誰かが抱きついてきた

zm「ショッピ君だけずるいやんか。僕にもやってや〜」

you「いいよ〜」

前からお兄、後ろからゾムに抱きつかれて私が2人の頭を撫でてて、それを爆笑しながら見てるコネシマさんと羨ましそうなチーノ君が扉のことにいるんだけど

you「笑ってないで助けてくださいよ。コネシマさん」

kn「仕方ねーなwショッピくんさっきチーノと一緒にグルッペンが呼んどったで」

shp「えー…」

ci「ほらはよ行くで！」

チーノ君がお兄を剥がしてくれたおかげで少し動きやすくなった

you「ありがとねチーノ君」

ci「後で俺もやってな〜」

皆撫でられるの好きなのかな

結局その日は3人の頭を撫で回して嫉妬したお兄に抱き枕にされて寝た

私が悪い訳じゃなくない？なんで？