バイク好きの彼に妹がいた?! (ページ23)

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食事がちゃんと出ていただけでもありがたかった。あの頃は丸1日食事抜きとかざらだったからね。話を聞く限りこの施設にモルモットは私しかいないのだろう。やけに部屋の警備が厳重だ。

you「期限は長くても1週間位かな〜…」

それまでに何とかしないと流石にお兄の限界くる。それにこんなとこに長居なんてしたくないしね。

you「これとこれと…後は…」

順調に材料をかき集める。机の上に乗せたら作業開始だ。

you「こっちをこうして…でここを繋げるっと…」

作業を始めて30分簡易的な爆弾が完成した。威力はそこそこだけど数があるからなんとかなるはず。後はこれを量産して仕掛けるだけだ。

ar「おーい！今日もお待ちかねの実験の時間だぜ」

kr「さっさと出てこい。時間の無駄だ」

you「…」

朝の7時から始まる実験。昼食は取らない事がほとんどだ。たまに出てくる事があるけどあんまり期待できない。ろくな物が出てきた試しがない…
2日に1回のペースで実験があるのであんまり不便はしていない。実験台が私しか居ないのか体が壊れないであろうギリギリの所で調整しているようだ。

you「っうわあ"あ"あ"あ"ぁぁぁ!!!」

ar「数値はどう？」

kr「順調。前よりもいい感じなヤツができてる」

ar「マジで？お手がらじゃーんNO.0215」

you「はぁ…全く嬉しくない褒め言葉をありがとう。はぁ…これでこのくそ悪趣味な所からはぁ…おさらばできると思うとはぁ…清々するわ」

ar「口が悪いな〜」

kr「もう仕事は終わった。さっさと部屋に帰れ」

you「言われなくても…」

これこら2人は部屋に残って作業をするらしい。周りは雑魚ばかり。しかも私の事舐めてるのかたったの3人。この一週間で仕掛けまくった爆弾を一斉に爆発させれば行ける気がする！

思いついたら即決行!!!

ﾄﾞｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ!!!!!!!!