バイク好きの彼に妹がいた?! (ページ17)

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文字数制限恨みたい

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生きる為に必要な知識を教えてくれたのも、自分を守るための戦い方を教えてくれたのも、全部お兄だった。今の私があるのはお兄のおかげ。感謝してもしきれないくらいにお世話になった。

…まぁ、当の本人庭にいるんだけどね
自覚したら恥ずかしくなってきた。顔が熱い

shp「…(ヤバい泣きそうそんなこと思ってたのなんて知らなかったしあの時助けたのだって別に気が向いただけだしああもう赤面してるの可愛いなおい)」(悶)

なんかプルプルしてる…どうしたの？

you「それで？全部話しましたけど疑いは晴れましたか？」

kn「あぁ…おん。俺以外でお前がショッピの妹だって知ってるやつはおるん？」

you「チーノ様が」

kn「ほーん…じゃあ今日のところは帰るわ。また来るわ」

you「もう来なくて大丈夫ですよ？」

kn「やっぱお前ら兄妹やなw」

そう言うとコネシマ様は笑いながら帰って行った。明日大丈夫かな？生きてる？多分死なないと思うけど。
玄関から段々と小さくなっていく背中を見つめる。
コネシマ様には「全部」と言ったがまだ話していない事がある。もちろん、お兄にもチーノくんにも言っていない。

誰も知らない私の秘密。

これを言えば私はもうお兄や皆とは居られない。《ナノ・ファーガード》も《カズミ・プレジデント》も私の名前じゃない。お兄から貰った初めてのプレゼント。血縁も何も無い私とお兄の唯一の繋がり。それが切れてしまう。

you「…」

黙って夜空を見上げる。久しぶりに昔話したから余計なものまで思い出してしまった。今日は早く寝よう。明日は朝から仕事が入っている。寝坊しないようにしないとね。

？「やっと見つけた…」

音もなく現れた人影は少女を見つけるとどこかへ連絡した。

？「おい見つけたぞ……あぁ、間違いない。彼奴だ。NO.0215だ。W国の幹部が偶に居るが大した障害じゃない。………もちろん。作戦は明後日の夜にでも。それじゃ」

？「我らを余り舐めるなよ…NO.0215」

見つめる先には幸せそうに眠るナノがいた。