バイク好きの彼に妹がいた?! (ページ16)

今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:6,656 hit

15 ページ16

you「あー楽しかった〜ここまで来て良かったね」

shp「そうやんな〜。次連休が取れたらまた別んとこ行こうな」

you「ホント？！じゃあ楽しみにしてるね」

shp「ん。家まで送るで」

you「駅からぐらいなら大丈夫だよ。それに今日はちょっと用事があるからさ、先帰っててよ」

shp「そっか。じゃあまた来週」

you「またね」

you「…」

you「鍵は開けてるんで入ってもらっていいですよ」

kn「お前にもバレとったんかい」

you「意外とわかり易かったですよ。多分ショッピ様も気づいてるんじゃないですか」

kn「まじか…これは帰ったら殺されそうやなぁ…」

you「まぁ自業自得ですね」

全く…わかってたのなら実行しなければ良かったのに。

お茶を準備して簡単ながらにもてなす。

you「急だったので大したことは出来ませんが」

kn「別にええよ。こっちが勝手に来ただけやし」

you「要件は？」

kn「旅館で聞けんかったこと聞いとこ思ってな」

you「あぁ、私が何者かって話でしたっけ」

kn「一応軍にはいる時家族構成とか周辺を調べるんやけどそん時にはおらんかったからな」

'ショッピくんと血が繋がってないんやろ'

you「根拠は？」

kn「年の差、後髪とか眼の色かな。多く見積ってもショッピくんと2.3歳位しか離れてへんやろ？なら入隊のタイミングで調べた時に居らんと辻褄が合わん。容姿に関しては自覚があるやろ」

you「確かに私とショッピ様は血が繋がっておりません。だからといってなんだと言うのですか？」

kn「じゃあなんでショッピくんの事『お兄』なんて呼んどったんや？」

あれ？コネシマ様の前で呼んだことないと思うんだけど…まさか…

you「盗み聞きとはいいご趣味をお持ちで」

kn「一応言っとくけどわざとやないからな？たまたま聞こえただけやからな？？」

you「そうですか」

kn「絶対信じてないやろお前」

この感じだと嘘じゃないかも？…まぁ別にどっちでもいいけど

you「私は元々孤児ですよ。確か…5.6年前でしょうか？隣国のJ国と戦争してましたよね。それで食べ物が無くて私、空腹で倒れてたんですよ。その時助けてくれたのがショッピ様でした」

あの時の記憶はあまりないけどお兄かっこ良かったなぁ…

kn(過去の自分と此奴が重なったんか…)

you「それからは本当の家族のように接してくれたんです。今、なんの躊躇いもなくショッピ様の事を兄と呼べるくらいには信頼関係も築けましたし」

思い返してみると本当にお兄には感謝しかないなぁ…