1話 ページ2
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朝日が襖をぶち破って差し込んでる、気がする。
それほどまでに明るかった。
もうそんな時間かとAは目を擦る。
「ん?やけに静かだなぁ」
寝ぼけたままの耳を澄ましても物音すら聞こえない。
壁掛けの時計を見るとまだ3時だ。
なら二度寝だと布団に入ろうとして、気付く。
「布団が、ない」
まだ眠りたいと訴えてくる目を駆使して周りを見渡すと、
自分が机の前にいることが分かった。明るいのが電気のせいだということも。
「今は3時で、机の前で、電気が付いてて…」
これはまずい、とAは頭を抱えた。
確か昨晩は書類をやってたはずだ。
つまり、寝落ちをした。
その答えに辿りついた瞬間Aは目が冴えた。なんなら五感全てが冴えた。
「書類やらなきゃ…!」
土方さんに怒られる、なんて言葉がAの中でぐるぐる廻っている。
__夜更けの部屋に、わんこが一匹
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ののこ(プロフ) - 是非山崎をお願いしたいです! (2018年11月25日 15時) (レス) id: c2027c837f (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀 - コメント失礼します。とても面白いです!わんこ系のお話を書こうという考え方が私にはできない発想なので尊敬します! (2018年10月22日 0時) (レス) id: bdf6a0b39b (このIDを非表示/違反報告)
飴(プロフ) - 土方紅葉さん» ありがとうございます!アンケートの方に投票していただけるとありがたいです! (2018年10月11日 21時) (レス) id: 2b842d3a3b (このIDを非表示/違反報告)
土方紅葉(プロフ) - 土方さんを書いて欲しいです!! (2018年10月11日 18時) (レス) id: 98923103cb (このIDを非表示/違反報告)
飴(プロフ) - 00さん» ありがとうございます!参考にさせていただきます! (2018年10月10日 22時) (レス) id: 2b842d3a3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴 | 作成日時:2018年10月7日 14時