狗巻先輩に愛されたいっ

日曜日2 ページ24

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「なに騒いで…「伏黒！見て！」


着替えてきた伏黒くんの言葉を遮り、野薔薇ちゃんはあたしのスマホを見せた。




「ん、狗巻先輩？」


「そうだよ伏黒くん。あの狗巻先輩だよ。あの狗巻先輩からトークきちゃったよ。しかもまたAちゃん呼びだよ？どうしようあの狗巻先輩から…「おい落ち着け」


「とりあえず返信！ほら、はやくはやく〜」




ずーっとニヤニヤしてる野薔薇ちゃんは楽しそうにあたしの手にスマホを握らせた。




返事返事…




〈 今日は野薔薇ちゃんと伏黒くんと新しいジャージを買いに行く予定ですっ！ 〉



「どう？」


トーク画面に打ち込んだ文字を2人に見せる。




「普通だな」


「普通ね」




「えーっ、普通が1番でしょ？」




狗巻先輩と初トーク、


初めての返信、緊張の瞬間。






シュッ


「よし。送った」




また2人に見せようとした瞬間だった。




ピコンッ

狗巻先輩とのトーク画面に新規メッセージ。




「「はやっ！」」



3人の声が見事にはもった。




「なんてなんてー？」


「えっとね…」





〈 いいな〜、僕も行きたい 〉

〈 スタンプ 〉



あ、この前のおにぎりスタンプだ。

目をうるうるさせたおにぎりキャラクターがお願いって言ってる、可愛い何このスタンプ。









…いやいや、




…いやいやいや、





それより、




それよりよ！！





「狗巻先輩が行きたいって…！え！！！うそ！え！！」





発狂するAを横目に、

伏黒は釘崎に耳打ちした。




「Aって狗巻先輩の事…？」


「そういう事」



首を上下に振る釘崎に


ほぅ、と伏黒は納得したような顔をした。





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コメントたくさんありがとうございます(*´ω`*)


めちゃくちゃ嬉しいですっ
にやにやしながら全部読んでます…棘くんかっこいいですよねーっ！
棘くん愛を書きまくってくださいね！！




棘くんの一人称なんだと思います？





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