日曜日1 ページ23
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日曜日。
何のトラブルもなく迎える事ができたお休みの日。
「ジャージ買いに行くぞーっ!!」
「行くぞーっ!!」
野薔薇ちゃんと伏黒くんの部屋を突撃した。
全然出てこないから迎えにきたのだ。
ガチャ
ゆっくり開いたドアからそれはそれは面倒臭そうな伏黒くんが顔を覗かせた。
「マジだったのか…」
3人でお揃いのジャージを買いに行こう、て話し冗談だと思ってたのか。
「ほら。さっさと準備していくわよ」
野薔薇ちゃんもこの前の京都校の人達のせいで可愛いジャージが穴だらけになってしまった。
「じゃ、おじゃましまーーーすっ」
「おいこらA。何故入ろうとする」
「え?ダメなの??」
「ダメだろ」
伏黒くんは一度も部屋に入れてくれたことがない。
「A。察してあげなよ。伏黒ってさ、ほらむっつりじゃん?見られたくないもん隠してんだって」
「あぁ〜…ああ、なるほど」
「お前ら…わかった、入れ」
「「やった」」
野薔薇ちゃんは伏黒くんの扱いが日に日に上手くなっているような気がする。
今度コツを教えてもらおう。
部屋をぐるーっと見渡してみた。
「伏黒くんの部屋って…」
「まぁ想像通りね。普通だわ普通」
「…」
あ、今なんだこいつらみたいな顔で睨まれた気がする。
ピコンッ
スマホの通知オンが鳴った。
「あ。あたしだ」
誰だろう。
通知欄には''棘さんから一件のメッセージ''の文字が。
「え!?」
「ん?どうしたA」
「あ、いやなんでもない!」
トークアプリを開いた。
〈 Aちゃん、今日予定ある? 〉
!!!!!!
「うそ!?!?」
「なになになに?」
ガシャンッ
あまりの衝撃にスマホを手から落としてしまった。
すかさず拾い上げる野薔薇ちゃん。
画面を確認して野薔薇ちゃんはニヤリと笑った。
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綾香(プロフ) - 他の作品を読みたいのですがパスワードはどこでわかりますでしょうか…? 更新楽しみにしてます! (2022年7月25日 1時) (レス) id: 4316f6d2fd (このIDを非表示/違反報告)
うっきゃあああ - 最高だ… (2022年2月9日 19時) (レス) id: 5c5eaae483 (このIDを非表示/違反報告)
ぼーちゃん - つ、続きはァァァ!!! (2022年1月13日 23時) (レス) @page43 id: ee79ae4f81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 狗巻先輩めっちゃ尊いし最高です! (2021年4月9日 23時) (レス) id: 284cf36d45 (このIDを非表示/違反報告)
あめ(プロフ) - ろんさん» やらかしてました…申し訳ないです。ご指摘ありがとうございます! (2021年2月23日 11時) (レス) id: c829b03a47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめ | 作成日時:2020年11月27日 2時