配信者ちゃんの助手になりました。【名前変換オリジナル】

●配信者ちゃんとメッセージ ページ5

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ましろさんと別れた後、無言で家路を歩く。
まあ特に特記することもなく、家の扉を開ける。母親にただいま、と言った後、返答も聞かず自室へ入り、スマホを確認する。
ロック画面に表示される「ましゅ」の文字とメッセージ。通知だ。


「夢じゃないんだなぁ…」


ベッドに飛び込み、メッセージアプリを開いて、ましろさんから来たメッセージを読む。


ましゅ家着いた?何も無かった?


…母親か？私の母親より母親してるかもじゃん…。
そんなことを思いながら、返信をするためキーボードを開く。
スっスっと画面をタップしていく。


楓無事です。帰路に無事とかないですが…。
まぁとりあえず家着きました。明日よろしくお願いします!


そう送った後、よろしく！とウサギが手を振っているスタンプを送る。
すると、すぐに既読が着く。電源を落とす前にスマホが振動する。


ましゅ良かった!こちらこそよろしくね♡


可愛いメンダコの絵文字付きでこんな文が返ってきた。いや、女子力〜…。
あまり長くトークしてもあれなので、♡が周りに散らばってるネコのスタンプを送っておく。
ましろさんも既読が着いたあと、返信は無かった。別に寂しくはないが。

すると5分後、机に向かって英語のワークを解いていると机ごと振動した。
スマホだ。ロックを解除して、またメッセージアプリを開く。


ましゅ場所送ってなかった!ここね!


それと共に、マップアプリのスクリーンショットが送られてくる。
私の最寄り駅から2駅…そこまで遠くないな、学校帰りそのまま寄ってっちゃおうか。


「…ふー、ちょっと楽しみかも。」


そう呟いてまた机に向かおうとしたが、母親にご飯と呼ばれたのでそこでお暇とした。
明日は…水曜か、明日の学校の用意もしないと。





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