自分なりに ページ33
Aside
ここ最近、いろんなことがありすぎた。
でも、それらのおかげでだんだんと
自分が少し前までの「卑屈人間」じゃなくなってるのを感じる。
万里のおかげで、ヒールが履けた。
綴くんと一緒に、手を繋げた。
至さんから、たくさん愛をもらった。
天馬の言葉で、前を向けた。
たったそれだけのこと、なんて言葉で、周りからしたら済んでしまうことだけど。
自分の中では、とんでもなく、大きかった。
今まで、自分はそれに触れたことがなかったから。
こうやって、モヤモヤ悩んで考えることすらも
悪い方面でしか、経験したことがないから。
だから、自分の中で消化しきれなくなって、私はあの人に聞いてもらうことにした。
+-+-+
『今からでも、今さらでも、
私、欲張りになっていいのかなぁ…』
自分の気持ちを話し終えた後、
そうやって苦い顔をしている彼女の瞳には、迷いと期待が浮かんでいた。
そんな君に、オレがかけられる言葉は一つしかないんだと思う。
一「きっと他の人にも言われたかもしれないけど、誰を選んでもAちょんのこと幸せにしてくれるよ。」
『うん、私もそう思う…』
「いたるんは、大人だし、Aちょんのこと大好きだから、きっとたっくさんの愛をくれるだろうし」
「つづるんは、オレの大事な同窓生！いいお兄ちゃんだし、優しいし、良物件だよん！笑」
「テンテンは、年下だけど、決めたことはちゃんと最後までやり通す、かっこいいオレらのリーダーだし」
「セッツァーも、物理的にも強いから守ってくれるし(笑)、大切な女の子はちゃんと大切にしてくれると思うよ」
オレがそう言い切ると、少し難しい顔をして、
『私が、私なんかが選んでいいと思う？』
小さく
そう、言った。
+-+-+
一「私"なんか"じゃないでしょ！Aちょんにしか、選べないの！」
かずくんと話して、自分が未だに卑屈だったのがわかった。
もうだいぶ、前向けたと思ったのになぁ…
きっと、相手に自分の気持ちを伝えられるまで、こうなんだろう。
そんな自分に苦笑いを浮かべながら、
かずくんにお礼を言った。
『話聞いてくれてありがとう。スッキリしたかも』
一「いーえ！こちらこそ！…ガンバレ」
そろそろ、答え出さなきゃね。
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推し尊い(プロフ) - 続きをどうかお願いします（泣）夢主ちゃんがどうなるのか気になります！ずっとずっと待ってます！！ (10月27日 8時) (
レス) @page37 id: e0da5eef99 (このIDを非表示/違反報告)
ﾅﾅﾏﾂちゃん(プロフ) - どうか続きをお願いしますーこれからの展開とか夢主ちゃんが無事に戻ってこれるとかが気になります！お願いします続き待ってます！ (2022年9月20日 13時) (レス) @page37 id: a2c660f77b (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - 偶然みつけて、面白くて一気読みしてしまいました！！完結楽しみにしております！頑張ってください、応援してます！！ (2020年8月23日 22時) (レス) id: e966b7f0fe (このIDを非表示/違反報告)
あやっち(^∞^) - 主人公が一成に相談して、そして一成の答えが主人公を励ましながら他の四人事も応援しててマジで『一成イケメンかよ！？』って思いました！これからも「A3!」の小説かいてくださいね！応援してます！(^∞^) (2020年8月9日 23時) (レス) id: 1032255a07 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - めっちゃ素敵で一気読みしてしまいました…！完結、お待ちしております…！ (2020年1月28日 20時) (レス) id: c9fcd5096d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つん* | 作成日時：2018年2月24日 21時
