さよなら、ケンちゃん ページ6
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樹の言葉が信じられなくて向かったのはケンちゃんが通院していた病院。
いつもケンちゃんのリハビリを担当していた看護士さんを見つけると駆け寄った。
「あのっ、」
「あれ？久しぶりね。最近見かけないから元気にしてるか気になってたのよ？まぁ記憶も戻ったし安心よね？」
「っ、」
嘘じゃなかったんだ…。じゃあどうして？どうしてケンちゃんは迎えに来てくれな、いの？
「明日はデートなんでしょ？神谷さん、明日リハビリの日だったんだけどこの日だけは無理って言ってたから。そりゃそうよね、クリスマス・イヴだものね」
「っ、ケンちゃんが言ってたんですか？デートだって」
「ええ、そう言ってたけど」
記憶が戻ったら、全部やり直せる。
そう思っていた。でも樹の言う通り。記憶なんて関係ないんだ。今のケンちゃんに私は必要じゃないんだ。どんなに待っててもケンちゃんは迎えになんて来ない。
首元のチェーンを外すと、ドッグタグが涙で濡れた。
「バイバイ、ケンちゃん」
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Lala(プロフ) - タムさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。労いの言葉もありがとうございます。タムさんも書き手でいらっしゃったんですね！タムさんのコメントのおかげで執筆意欲が上がっていたのでこちらこそ感謝を伝えたいです。ありがとうございました！ (2022年3月10日 11時) (
レス) id: 7b2010937b (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - Megさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。幸せだと言って下さると執筆してよかったなと改めて思います。Megさんの更新にたくさん励まされ勝手に勇気をいただいてました。これからもともに頑張りましょうね！またお話読みに行きます♪ (2022年3月10日 11時) (レス) id: 7b2010937b (このIDを非表示/違反報告)
タム(プロフ) - 完結おめでとうございます💐そしてお疲れ様でした☺️私も書き手の時期があったので、最後まで書き続けることの大変さを知っています。だからこそ感謝の気持ちでいっぱいです😢Lalaさんとこの作品に出会えて幸せです💭♡ (2022年3月9日 1時) (レス) id: 2c73cc4c7d (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ぬぁ😭やっぱりこの作品好きです！！幸せな時間をありがとうございました！！番外編も楽しみに待っています✨ (2022年3月8日 22時) (レス) @page45 id: cd0d8bd3ad (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - タムさん» コメントありがとうございます！今夜更新分で全ての理由が明らかになりますのでお楽しみに🌟ぜひこのお話の結末を見届けてください🙏🏻毎回コメントありがとうございます🥺 (2022年3月8日 21時) (レス) id: b9d8b91003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lala | 作成日時：2021年11月2日 17時
