クリスマス・イヴ ページ7
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一睡もできないまま迎えたクリスマス・イヴ当日。泣き腫らした目はどんなに冷やしても治まらなかった。
「…心ここにあらず。なんかあった？」
待ち合わせ場所で合流してすぐに私の顔をじーっと見つめる壱馬くん。真っ直ぐな瞳に全てを見透かされそうで俯くと頭をぽんぽんと撫でられた。
「目赤いし。ったく、1人で泣いたら俺が怒るって言ったのに」
…言うべきか、言わないべきか。迷ってると壱馬くんが私の手を引っ張った。
「っし、予定変更。今日は声出そう」
連れて来られたのは遊園地。さすがクリスマス・イヴってだけあってカップルで賑わってる。
「Aさんって絶叫系平気？」
「ううん、苦手。子どもより叫ぶけどいい？」
「ははは、なにそれ。叫ぶAさん超見たい」
足がガクガクの私は壱馬くんに支えられながらベンチに座った。…………死ぬかと思った。そんな私を見てずっと笑いっぱなしの壱馬くん。人が怖いって言ってるのに笑うなんてほんっと失礼…。
「マジで苦手なんだね。俺、Aさんの叫び声で耳キーンってなってるわ」
「もう笑いすぎ。罰としてホットチョコレート買って来て」
「はは、了解っす」
ポケットに両手を入れて歩く壱馬くんの後ろ姿を眺めてるといきなりこっちを振り返った。
な、なに？
小さくこっちに向かって手を振るとまた歩き出した壱馬くん。
何度も何度も振り返っては私に手を振る壱馬くんに自然と笑みが零れる。心配性というか、過保護というか…。そんな壱馬くんを見つめてるとバッグの中から聞こえた着信音。
画面に表示された名前に思わず息を呑んだ。
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Lala(プロフ) - タムさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。労いの言葉もありがとうございます。タムさんも書き手でいらっしゃったんですね！タムさんのコメントのおかげで執筆意欲が上がっていたのでこちらこそ感謝を伝えたいです。ありがとうございました！ (2022年3月10日 11時) (
レス) id: 7b2010937b (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - Megさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。幸せだと言って下さると執筆してよかったなと改めて思います。Megさんの更新にたくさん励まされ勝手に勇気をいただいてました。これからもともに頑張りましょうね！またお話読みに行きます♪ (2022年3月10日 11時) (レス) id: 7b2010937b (このIDを非表示/違反報告)
タム(プロフ) - 完結おめでとうございます💐そしてお疲れ様でした☺️私も書き手の時期があったので、最後まで書き続けることの大変さを知っています。だからこそ感謝の気持ちでいっぱいです😢Lalaさんとこの作品に出会えて幸せです💭♡ (2022年3月9日 1時) (レス) id: 2c73cc4c7d (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ぬぁ😭やっぱりこの作品好きです！！幸せな時間をありがとうございました！！番外編も楽しみに待っています✨ (2022年3月8日 22時) (レス) @page45 id: cd0d8bd3ad (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - タムさん» コメントありがとうございます！今夜更新分で全ての理由が明らかになりますのでお楽しみに🌟ぜひこのお話の結末を見届けてください🙏🏻毎回コメントありがとうございます🥺 (2022年3月8日 21時) (レス) id: b9d8b91003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lala | 作成日時：2021年11月2日 17時
