*8* ページ9
「松原ー!もっとしっかり踏ん張って!!」
59「はい!」
「しげちゃんいい感じよー!」
「若林ー!あと3セット!」
グラウンドの片隅で響く君の元気な声。
6「混ざりたい....」
9「はは、なかなかキツそうやけどな笑」
8「楽しそうですね。」
トレーナーとして頑張ってるAはいつでもキラキラと輝いてる。
その輝きはみんなを照らすから、Aがいるだけでチーム全体が明るくなる。
22「ええなぁ....」
思わず心の声を漏らしたら
6「お前鈍足のくせに笑」
なんて勇人さんに弄られたけど
もし、君を知らずに君とここで出会えたらどんなに良かったのだろうか。
46「誠司さん、次誠司さんですよ。」
22「うん。」
いつも頭の片隅にあるのは、君のこと。
『誠司さんって呼ばせてもらってもいいですか?』
『誠司さん、今日も絶好調ですね!』
『誠司くん!これな、誠司くんのためのお守りやから。無くさんといてよ。』
『今度の土曜日はお姉ちゃんと二人で応援行くから頑張ってな。』
ああ、こんな思いするなら出会わなければ良かったのに。
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作者名:ジャス | 作成日時:2019年2月7日 8時