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ピタッとひかるは固まった。なに言ってんの？信じられない、みたいな顔をしているけど、本当にこの状況こそ意味がわからなくてカオスだ。
浮気も何も、私たちはただの友達なのだから。
「......は？」
「私たち、付き合ってないよね？浮気も何もさ...私、ひかるの彼女じゃないよね？友達でしょ？」
薄暗い車内で目をかっぴらいて固まるひかる。その反応からして、彼が冗談を言ってる訳ではないことはわかる。だけど、全く理解できない。ひかるは知り合って一年が経つ親しい男友達で、気兼ねなく愚痴をこぼせる飲み仲間のひとりという認識だった。もちろん、男女の関係になったこともないし、色っぽい空気が流れたこともなかった。
一体、いつから私を彼女だと思ってたの…？そもそも、私に恋愛感情を持ってたの！？
「......それ、まじで言ってんの？」
「え...だって、友達、でしょ？」
「...最低、」
「えぇ...」
ひかるは大きな手で顔を覆った。
「えっと、なんかごめん…行き違いがあった、のかな...？でも、付き合おうみたいな話とかしたことないじゃん…」
「......俺のこと好きって言ったじゃん...」
「え？私が？」
「ほんと最低...」
「えぇっ、ごめん。でも言った？好きって？私が？」
「...言った」
「...いつ？」
「3週間前。ふたりで飲み行った時」
「3週間前…！？飲み行った時...」
3週間前の飲みの記憶を探し出そうと脳を働かせる。
たしかに、ひかると飲み行っていた。元々、ふっかと3人で飲む予定が、ふっかのドタキャンによって2人になった日だ。焼き鳥食べて、ダーツバーに行った。あの日、何の話してたんだっけ...好きとか言った記憶がないってことは酔っぱらってたってこと？…でも、あの日って、
「...私、あんまり飲んでなかったよね？次の日、休日出勤だったから全然飲めなくて...明日出勤しなきゃいけない最悪って、愚痴ってた」
「うん。すげぇ仕事の愚痴言って、ダーツやって」
「あー、ダーツ！…なんか勝負しませんか？って、大学生に絡まれて勝負したよね？私全然ダメだったけど、ひかるが連続してブル入れて勝ったよね？めっちゃ盛り上がったの思い出した！」
「...その時、Aが、ひかる大好きって」
「うん」
「俺も好きだって言ったら、Aが両思いだねって、ずっと仲良くしようねって。Aがそう言ったんじゃん」
「うん」
「覚えてんじゃん！Aから告白したんだろ？」
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関西弁大好き - 続き見たいです❗楽しみに待ってます❗お体に気をつけて頑張って下さい😆🎵 (10月24日 0時) (
レス) id: dc054cb4c4 (このIDを非表示/違反報告)
EM(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます。ラウさんガッツポーズしてると思います！ (6月17日 13時) (レス) id: 3626747921 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - ラウにおちました (6月16日 17時) (レス) @page19 id: 84e97ac5a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：EM
| 作成日時：2022年9月19日 12時
