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5話 ページ6

Aside


支度を終わらせて、建物内をとりあえずブラブラする。



潔「あっ、あの、」


『あれ、どうした?』



呼び止められたので、声のした方を向くと一人の男の子がいた。



潔「あっ、おれ、潔世一って言います。えっと、かほちゃん知りませんか?」



『あー、かほなら多分風呂場の掃除中。何か話したいこととかあった?』



潔「あぁ、いえ。特には。ただ何してるのかなーと・・・。」



『あはは、もしかしてかほの事好き?』



潔「あっ、えっ、いやっ、えっとそのー・・・。」



気になったので聞いてみると潔くんはわかりやすく反応した。



『まぁ、わからなくもないけどねぇ。じゃあねー。』



立ち去ろうとすると、後ろの方で何かすごい気配がした。



潔「かほのこと、誰にも渡すつもりないんで。」



『そう、頑張って!』




びっくりした、潔くんの気配か。


なんというか、すごくエゴむき出し。

ああいう子がこれからの日本サッカー界を引っ張っていくんだろうな。



それにしても、


『かほ愛されてるなぁ。』

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作者名:rei-ru | 作成日時:2023年3月27日 13時

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