助けてくれたのは

計画 ページ15

愛野side

クッソ…
これからどうする…

nqrseに確実に私の本性がバレた
必然的にnqrseと仲がいいめいちゃんやあらきにまで知られるだろう

と、なれば

愛野「あの3人をこっち側に持ってくることはもうできないな…なら姫宮を入れてあの4人ごと奈落に落とす」

うら「その作戦俺らも参加していーの？」

！？

愛野「うらた…」

うらたの後ろには志麻や坂田、センラもいた
この4人は私の幼馴染、私の本性を知ってるのはこの4人だけ

愛野「…あんたらはなんで私の本性知ってんのに助けようとするの」

自分でも分かってるクソなやつだって
でも、私はこうでもしないと生きられない
私の人生はこれなの
なら、この私の人生を死ぬまでやりきるしかない

うらた「お前が可哀想だから」

愛野「は？」

坂田「自分でも最低なヤツやって自覚はしとるんやろ？見てて分かる」

センラ「そんなお前が可哀想、お前の本性知ってる俺ら4人がお前の近くにおらなお前が壊れるやろ」

志麻「そらるさんやまふくんをこっち側に来させることが出来たのも俺らのおかげやろ？俺ら通じてあの二人はお前と関係ができた」

確かにそれはそうだ、この4人がいなければ私の計画はもっと進みが遅くなっていただろう

うらた「俺らはお前の味方だ」

愛野「あなた達は頼りにしてるわ」

私の目的は
私の計画は…

愛野「愛されたい…(ﾎﾞｿ)」

坂田「？なんか言うた？」

愛野「いいや、なんでも、さぁ行きましょ、次の授業が始まる」

悪女にならないと私は生きられない
悪女にならないと私は愛されない
私は悪い女になってでも愛されたいの

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