ご愁傷さまです ページ12
さて
…勝手に入っても良いのだろうか?
中からは音が聞こえるし
気配的におそらく2人…なのだが
急に知らない奴が入ってきたら驚くよな
どうしたものか…
そんな事を考えながら扉の前で立ち尽くしていると
｢あ、水瀬先生!｣
『あら、武田先生…ｯ!?』
後ろから武田先生が…
走ってきたのだが盛大に転んだ
『だ、大丈夫ですか?』
｢だｯ、大丈夫ですよ!!｣
どうみても大丈夫じゃなさそうなんだが
｢か、かっこ悪い所を見せてしまいましたね…｣
えへへ…と軽く笑いながら武田先生は立ち上がった
『でも、丁度良かったです
勝手に入っていいものか悩んでいたので…』
因みに、武田先生は
私が探偵社員だということは知っている
勿論、烏養さんもだ
何かあった時にそっちの方が動きやすいからな
｢あ、入っても大丈夫ですよ!｣
『ありがとうございます』
との事なので、私は扉に手をかける
そして、扉を開くとそこには…
橙色の髪の男の子、日向翔陽と
黒色の髪の男の子、影山飛雄が
言い争っている最中だった
……………え?
｢おい日向ボゲェ!!
俺のサーブの邪魔をするな!!｣
｢はぁ!?練習に付き合ってやってるんだよ!!｣
｢頼んでねぇよ!｣
これは…どうすればいいんだ?
｢ひ、日向くん、影山くん
一旦落ち着こう…ね?｣
武田先生がそう優しく声をかけるが
2人には全く聞こえていないようだ
困ったな……ん?
その時、後ろから禍々しいオーラを感じた
振り返ると、部活着に着替えた澤村くんが
それはもうとても綺麗な黒い笑みを浮かべていた
菅原くんはため息をついている
あぁ…
タイプは全く違うが、まるで国木田と敦のようだ
いつも苦労しているんだな
そして彼が次にとる行動は…
…日向くん、影山くん
ご愁傷さまです
その後、体育館中に悲鳴が響き渡った
誰のかは…わかるよな?
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雲海に咲く花 - 私の地域では、｢グッパのそーろいーぞね！｣ですね (2022年1月20日 18時) (
レス) @page41 id: 5e82fa9157 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ゴーゴリな気がする… (2020年6月7日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこばなな(プロフ) - トランプって…………ゴーゴリか？？？？ (2020年6月6日 23時) (レス) id: c696327d14 (このIDを非表示/違反報告)
あーる(プロフ) - 秋刀魚さん» コメントありがとうございます！物語に矛盾点が発生しないよう頑張っているので、すごく嬉しいです！お互い無理はしない程度に頑張りましょう！ (2020年5月3日 12時) (レス) id: 67687e80e6 (このIDを非表示/違反報告)
秋刀魚 - 物凄い面白いです！あーるさんも受験生なんですね、私もです笑不安ですけどお互い頑張りましょう！d(￣ ￣) (2020年5月3日 12時) (レス) id: cd8247a4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーる | 作成日時：2020年4月16日 22時
