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個性 ページ4

一通りコントが終わると、銀八先生は真面目に切り出す。







「えー……、来週はテストあっから、しっかり勉強しておくように。」








先生はそう言うと、教室を出ていく。


もう行っちゃうのかぁ…と、
少し寂しく思う。





歩くたびふわふわ揺れる天パとか、

だらしなく着た白衣とか、

ずり落ちた眼鏡とか、

咥えたタバコの煙とか、





なんでだろう。


好きなんだよね









「………お前ガン見しすぎ。」


「へへ、別にいいじゃん」



総悟が呆れたように私を見るから、

私はニッと笑ってやった。









だって、先生が好きだから。

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作者名:CHOCO | 作成日時:2016年8月27日 19時

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